今年のクリスマスは、今までの出し物を見る会と少し趣向を変え、御利用者自らが参加してもらって、楽しんでいただける会になりました。

１０月ころから、ハンドベル演奏を皆で行なえるよう練習を重ねてきました。自分の担当する音階のベルをもち、譜面の進み具合に合わせて、自分の番が来たら思いっきり鳴らしてもらえるよう工夫していました。

最初は戸惑いが多かった方々も、徐々に慣れてきた様子が分かり、練習であっても楽しんでいただいている姿に接することが出来たのは、大きな発見でした。「やればできる。ただ、やってなかっただけ！」という事実をスタッフの間で共有し、次回につなげていければと感じました。

当日は、演奏中に皆さんがどんどん乗ってきて、最後は自分の音階の番ではなくても、楽しくてずっとハンドベルを振りっぱなしの方まで現れたり、笑顔いっぱいのクリスマス会でした。

かつて、「伊勢湾台風」という大きな災害に襲われた弥富市は、防災意識の高い町です。東南海地震が起きたら、最大５ｍの津波に襲われるのでは…という想定で避難訓練や、食糧備蓄を行っています。

１２月２１日に、様々な防災用品、特に飲むごはん」といわれる食品を紹介いただくイベントを行いました。

高齢者の避難時の即時にも活用できる商品や、段ボールで作った簡易トイレの実物に座ってみたりできる機会を、防災用品の紹介業者様に施設内のスペースを何ヶ所か作っていただき、御近所の方、在宅の高齢者を担当さてているケアマネージャーの方々にお越しいただき、見ていただくことができました。

１２月から、特定施設の短期利用の受付を開始したので、実際に使用していただく予定の部屋の様子も合わせて見学していただく機会となりました。

年末が近づくと、恒例の床ワックス清掃を行うため、そのタイミングを生かしモーニングサービスの喫茶店へ出かけました。いろんなパンを置いてあるお店なので、お好みのパンを選び、飲み物を選んで、いつもの１０時のティータイムを外で行ないました。パンの個数も自由なので、最高４つをトレイにのせ、レジへ向かわれました。車イスでも店内でゆっくりできるのがいいところです。

いつもの年より少し遅くなり、心肺していたコスモス畑が、１１月中旬を過ぎて、やっときれいに咲きそろったので、出かけてまりました。場所は。木曽川を越えて、桑名市の長島町の休耕田。地元の観光協会さんが、育てていただいた花畑で。その花自分たちで摘んでくることができるのが、最大の魅力です。色とりどりのコスモスの花束を持って帰ってきました。

枝豆といえば、「夏のビールのおつまみ」のイメージですが、１１月に入っても、十分成長してくれて、せっかくなので利用者様に協力いただいて、ボウルちぎっていただだき、ボウル一杯分のおやつが出来上がりました。塩ゆでにしてお出ししたら、「ビールはついてこんのか？」と言われましたが、お茶うけとして召し上がっていただきました。