シーハーツ松戸
2023年01月09日
看護師の山崎です。
認知機能が低下している利用者様が増えてきております。
シーハーツ松戸だけではなく全国で増加傾向にある状態です。
高齢化社会の中で仕方のないことだと思いますが
できる事は予防しかありません。
先日、心療内科の医師と認知症の事でお話しする機会があり
認知症の予防についていろいろとお話をしました。
認知症予防に一番良い事は・・・・
実は、、、
『歩く事』!!
歩くことで認知症を少しでも予防する事ができると研究結果が出ております
日頃、『よく歩く人』と『歩かない人』でテストをして
歩く人の方が認知機能が良い結果になる事がわかっております。
1週間に90分以上歩いている人と
40分未満の人とでテストをした結果
歩く人の方が認知機能が良い結果になると研究されております。
みなさん、
日頃歩いておりますか???
買い物に行く!!
駅まで!!
職場まで!!
階段とエレベーター!!
ちょっとした時に歩く事を意識してみませんか!?
歩くことは
運動機能だけでなく脳にも良い刺激になります。
歩くことで
脳のアセチルコリン神経が活性化され脳の血流が良くなる事で予防する事ができる!との事です
もちろん、
歩きながらしりとりや計算問題・都道府県を言いながら!!など
脳をさらに刺激すると、より一層効果は良いと思います。
ちょっとした距離なら歩くことを選択して
健康を意識した生活を取り入れてみませんか!!!
2階の利用者様
3階の利用者様
利用者様達はみなさん元気でお過ごしですのでご安心ください
先月ご入居された利用者様
先々月ご入居された利用者様
昔からの利用者様
みなさん、施設の生活に慣れて安心して日々の生活を送る事が
できておりますのでご安心ください
2023年01月08日
相談員の深田です。
こちらのお写真は
今日の午後のレクの様子です。
どうですか?
入居者様の表情。
すっごく楽しそうですよね✨
この笑顔を引き出しているのは・・・
この人!
本日午後のレクを実施してくれた
看護師の山崎さんです。
楽しみながら、
脳の体操!
からだの体操!
一石何鳥になるんでしょうか✨
良いことだらけの充実した時間です。
「他にはないレクを!」
これをモットーに
私たちはレクリエーションに力を入れています。
シーハーツ松戸は
開設から15年以上が経ちました。
建物・設備のハード面は
どうしたって劣化していきます。
でも、人材やサービス等のソフト面においては
磨きに磨いてピカピカにしていきたいです。
選ばれる施設であるために
他の施設と差別化を図らなくてはいけません。
一人立ち上がり、
全力投球のK様。
この写真・・大好きです✨
何回も見返しちゃいます。
私のお気に入りの一枚となりました。
2023年01月06日
相談員の深田です。
3階にお住いのS様は
とっても気の優しい方です。
今日の夕方
I様の歩行器の方向転換を手伝っている
S様を発見しました。
「大丈夫かなぁ。心配だから一緒に歩こうか。」
そう言ってI様に寄り添って並んで歩くS様。
S様「これはここに置いておくよ?」
I様「ありがとう。」
「頑張ったね。偉い偉い。」
誰かが困っているのを見ると
どうしても放っておけないS様。
S様は本来、
気遣い屋さんで
頑張り屋さんで
気配り屋さんで・・・
とても心の優しい人なんです。
しかし
ここ数ヵ月、S様は
ご自身の感情をコントロールすることが
以前よりも難しくなっているように見受けられます。
具体的には、
イライラすることが増え
怒りっぽさが目立つようになりました。
現在は心療内科の往診にて
内服薬をコントロールし
少しずつですが感情面での不安定さは
改善傾向にあるのかな、と感じます。
こういった症状は
「イライラが完全になくなる=良くなった」
というわけではないので、
経過を追って評価していく必要があります。
傷みたいに目で見てすぐに
結果が分かると良いんですけどね・・・。
本来の「優しいS様」の姿を、
一時期の不安定で怒りっぽかった頃よりも
最近また多く見られるようになってきました。
可愛い鏡餅はご家族からの
温かい贈り物です✨
ご家族の皆さま、どうも有難うございました😊
抱えていらっしゃるご病気により、
感情をうまくコントロールできない。
そんな入居者様は他に
何人もいらっしゃいます。
「病気がそうさせている」
そのことを私たちは
常に頭に入れておかないといけません。
そして、
病気で見えにくくなってしまっている
「その人らしさ」を
もっともっと知らなくてはいない。
そう考えさせられます。
病気のこと、医療分野のこと、
私はまだまだ勉強不足だなぁと
日々痛感しています。。
医療面での知識を伸ばすこと。
これが私の2023年の抱負です✨
頑張ります!
2023年01月05日
看護師の山崎です。
今はお昼休憩中にブログを書いております。
先日、2階のフロアで仕事をしていると・・・・
H夫婦が仲良くソファーでくつろいでいました。
本当に仲良しのご夫婦です。
私が隠し撮りをしている事に気付くと嫌がる奥様。
奥様はカメラが苦手で写真を嫌がります。
でも私は撮ります(;^ω^)
だって、
凄く幸せな光景なんですもん。
夫婦二人でこんな風に一緒にいるなんてなかなかないですもん。
本当に仲良しなんだなぁ♪と思わせられるので
ついついカメラを手にして写真を撮らずにはいられず・・・
奥様には申し訳ないですがたくさんの写真を撮らさせてもらいました。
もちろん、
あとからご了承をご本人様から頂いております(^^)/
夫婦2人でこんな時間を過ごせるのってなかなかないと思います。
私が邪魔をしてしまったあまりに2人の時間を潰してしまったのも事実です。。。。(泣)
すいません。。。
『2人とも仲良しですよね』と私が伝えると
いつもかならず照れるおふたり。
嬉しそうな表情をしていますよね♪
2人に今年の抱負をお伺いすると・・・
2人とも
『健康でいる事』
と答えました。
健康意識がみなさん高い方が多いのがシーハーツ松戸の入居者様です。
旦那様は平均寿命を超えております
奥様は平均寿命に近づいている年齢になっております。
本当に凄い事ですよね。
健康でいれる健康寿命を意識して午後からも利用者様たちと関わっていきたいと思います。
午後からは3階の利用者様の聖光ヶ丘病院の内科往診があります♪
よし!!
午後からも頑張ります
2023年01月04日
看護師の山崎です。
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。
もう令和5年ですね。
元号が令和になって5年の月日が経ちました。
とても時の流れが早く
1年があっという間に経ってしまっている感覚をもっております。
つい最近に
『令和』になった感じがしております。
今年はどんな1年になるのかなぁ
当然ながら誰もが1つの年齢が増えます。
高齢者の1歳の増加の重みは成人とは違います。
去年もいろいろありました。
さまざまな変化がありました。
今年もその変化が良い方に繋がるように
看護をしていきたいと思います
看護師の役割は
病院の看護師と施設看護師では明らかに相違があります。
施設看護師の方が能力が逆に問われている印象にあります。
看護師次第で利用者様の生活は180度変わってしまう事も少なくありません。
それくらい
求められる看護の価値観が病院と老人施設では異なるからです。
施設で看護師をしている以上
多岐にわたる役割を受け止め、責任をもちながら看護をしていきたいと思っております
そん中、
本日は自立支援をテーマにA様にアプローチをしました。
A様は普段は車椅子に座って食堂で生活をしておりますが
本日は普通の椅子に変更をして
座位がしっかり保てるか!!
どれくらいの時間正しく座位を保持することができるのか!!!
普通の椅子で恐怖感や不安が出現するのか!!!
さまざまな角度からA様のONの時の残存能力を評価しました。
A様の自立に向けたアプローチです。
次は自分でコーヒーを飲む支援。
次は、歩行器による歩行支援
A様はお昼ご飯前の脳トレーニングや口腔体操も積極的に参加してくれて
真剣に取り組んでくれます。
お昼ご飯も自分で食べれるように工夫をしてみました。
A様から
『少しでも歩けて嬉しいわ』
『自分で食べれてよかったわ』
『出来る事が増えるのは嬉しいよ』
ネガティブな事がたくさんある病気を抱えているA様から
前向きで喜んでくれる感想が聞けると私は嬉しくなります。
自立支援の目的は
実際に自立できなくても自立に向けた過程の中で
本人が前向きになったり目標をもったりと
生きがいや達成感・充実度を得る目的で
私は実施していたりしております。
その結果、
認知症の予防や意欲減退防止に繋がり
生活のメリハリが生まれ健康維持が促進されるからです。
施設看護師の役割とは
利用者様の抱えている病気を治すことだけではなく
利用者様の『生活の満足度』、
生活をしながら生きる喜びや目標をもってもらうためのサポートも含まれていると思っております。
自立出来る・できない!!
ではなく
そこに生きる喜びや充実した生活があるか・ないか!!
だと思っております。
看護師の仕事は奥が深く
物凄い知識と経験と人間性が問われます。
私はまだまだ未熟ですが
自分も一緒に看護師として成長していけるように利用者様の日々の看護をしていきたいと思います。
まだまだ自分自身精進が必要です。
ブログについてですが、
たくさんの方にご覧いただき嬉しく思っております
今年も出来る限りの情報をブログを通して
みなさまに報告ができたらいいなぁ!!と思っております。
シーハーツ松戸のブログを見て
『この施設に入居したい』
『この施設に親を預けたい』
などの問い合わせや実際に入居に至ったケースもあり
ご家族の方だけではなく
外部の医療従事者や一般の方からもお声をかけてもらうことが沢山増えました。
今年もコロナとの戦いになると思いますが
施設看護師として出来る事は可能な限り尽くしていこうと思います。
何かご不明な点や聞きたい事・知りたい事があれば
看護師山崎宛にご連絡をください。
看護についてならお気軽に私へお問い合わせをしてください。
今年も利用者様だけではなくご家族の方にとっても
健康で安心な1年になることを祈っております。
最後になりますが
利用者様の生活の安全とサポートは現場介護士あってのことです。
看護師だけでは成り立ちません。
介護士だけでなくリハビリ・ケアマネ・相談員や施設職員みんなで協力し合い
利用者様のサポートを1年通してやっていきたいと思いますので
今年もどうぞよろしくお願いいたします