シーハーツ松戸
2021年09月12日
Y様のご様子
Y様はお食事量にムラがあります。
あまり召し上がれない時もあれば、とても良く召し上がる時もあります。
体重の変化や栄養状態などをこまめに確認しながら、無理のない程度にお食事を召し上がっていただいております。
そんなY様。今日の昼食はおおむね全量召し上がってくれました😊
数回ですがコップやスプーンをもって自らお口に運ぶことも出来ました。
その都度カメラを気にかけて、笑顔でポーズをとって下さるY様です。
「ブログに使ってね。」
と頼まれているような・・・そんな感じに見えるステキなお写真が撮れました。
「食事に対して拒否の強いときは、母も辛いと思うので無理に食べさせなくて良いです。」
と娘様よりご要望を受けています。
少し前までは私たちが食事介助に入ると嫌がることも多かったのですが、最近は嫌がらずに口を開けて下さることが増えてきました。
良い傾向にあるY様が「食べるの嫌だな」と思うことのないように。
出来るだけ快適にお食事の時間を過ごしていただく為に、色々と工夫していきたいと思います。
2021年09月12日
ペースト食、食べてみました。
こんにちは!相談員の深田です。
今日のお昼は、厨房さんにペースト食とキザミ食を作ってもらいスタッフで試食会を行いました。
シーハーツ松戸では現在9名の入居者様がペースト食、10名の入居者様がキザミ食を召し上がっています。
ペースト食ってどんな味がするの?何を食べてるのか分かる?
飲み込みやすさは?キザミ食との違いは?等々。
普段一番近くでケアしている私たちがそれを知ることで、また違った視点で入居者様のお食事について考えられるのでは。
そのきっかけになれば良いな、と思い試食会を開催しました。
1枚目の写真に写っているのはケアスタッフの及川さん。
まずペースト食を食べてもらいました。
「メインの鯖は美味しいけど酢の物は不味いですね。」とのこと。
ペーストのご飯も口の中に残って飲み込みにくいと感じたそうです。続いてキザミ食を試食。
キザミ食とペースト食は、見た目以上に味に違いを感じたそうです。キザミ食は何を食べているかちゃんと分るから美味しいと言っていました。
嚥下状態が悪くなり誤嚥のリスクが高い場合など、ペースト食の導入がやむを得ないケースもあります。
今日及川さんはすごく良いことを言っていたので書かせてもらいます。
ムセ込みがなく安全に食べられるのであれば食事の形態は落としたくないですね。
キザミとムースってこんなに違うんだって、実際食べてみて驚きました。
だから時間が掛かるからとかそういった理由で食形態を落とすようなことはしたくないですね。
食事を食べるペースは人それぞれだから、別にゆっくり食べたって良いと思う。
自分たちが臨機応変に対応すれば済むことですもんね。
こんな感想を話してくれました。
入居者様の気持ちになって物事を考えるって、本当に大切なことだと思います。
及川さんのこういう考えが聞けて試食会をやって良かった!と嬉しくなりました。
その後福田さんと染谷さんも来てくれて、みんなで色んな意見を交わすことが出来ました。
キザミ食のお魚はパサつきがちだから、嚥下の力が弱い入居者様には出汁のトロミを掛けた方が良いかもね、という意見が出ました。
ペースト食を美味しく召し上がっていただく為に、お粥に味の濃いおかずをのせた方が食べやすいね、という発見もありました。
みんなで色々話し合って意見交換していきながら、今よりももっと良いケアを目指したいと思います。
2021年09月11日
ご夫婦2人で施設の周りを散歩して、外のテーブルでお茶やアイスを食べました。
散歩に行く前に、
散歩にいきませんか?
と旦那様にお誘いの声掛けをすると
『行こう!行こう!早く行こう!』と旦那様は乗り気満々♬
奥様にも同じように
散歩にいきませんか?
とお伺いすると、
『行かない。寝ていたい。』と消極的💦
ちょっと強引に行きましょうとお誘いをさせてもらい
ご夫婦だけの散歩&外でのお茶会が急遽開催されました。
いざ、
外に出てみると
『外の空気は気持ちが良いわねぇ~』とご満悦な奥様♬
お誘いしてよかった😊と一安心。💦(;^_^
奥様に『写真を撮りたいので笑顔を私にプレゼントしてください!!』とお願いすると
とても素敵な笑顔をしてくれました。写真を是非是非見て下さい♪
旦那様と奥様2人でアイスを食べている時間は本当にのどかな時間でした。
当たり前の時間を当たり前に過ごすことが少しでも長くできるように・・・。
今日みたいな時間を少しでもたくさんの利用者様にご提供できるように細かい気配りをしていきたいと思っております。
実は、
旦那様が先日退院をされたばかり。
入院中は旦那様のことをとても心配されていた奥様。
『今日みたいなことを退院したら絶対にしてあげたい。2人だけの時間を作ってあげたい』と思っていました。
そして今日無事に開催となりました。
旦那様の入院中、寂しい思いをされていた奥様・・・
これからは今まで通りの当たり前の時間になりますように・・・。☆彡
2021年09月10日
回復を目指して
こんにちは!相談員の深田です。
2階にお住いのU様、退院されて2週間となりました。
以前ブログにアップした通り、引き続きお食事はよく召し上がれています。
退院直後は、お口に入ったもの(食事)が何なのか認識できないことが多く、摂取量も少なかったU様。
現在はご自分でコップを持ち、「美味しい」と仰ることもあります。
食事をしている認識があるからこそ、食べ物を口に入れて「美味しい」と感想が言える。
これってすごい変化ですよね!
U様の回復を本当に嬉しく思います😊
今日は、U様がどのくらいお身体を動かせるようになったのかをブログにアップしようと思います。
リハビリ室にて「手すりにつかまって立ちましょう」と看護師がお伝えしました。
手すりをつかむ際少し怖がっていましたが、痛がる様子は見られませんでした。
看護師の力を借りながら、ご自分で立ち上がることが出来ました。
数秒ですが立位も保てていました。
「足踏みをしてください」と看護師がお伝えすると、僅かに足踏みも出来ました。
車いすに座った状態で両足を挙げる事も出来ました。
これらの動きが出来るようになったことは、身体機能の回復を示すだけではありません。
私たちの言ったことをきちんと理解され、行動に移せるようになったことはとても大きな一歩です!
こうして意思の疎通が出来れば、私たちが提供するケアに対しての恐怖や不安の軽減にもつながります。
U様の回復を目指して。
無理のないように、毎日コツコツと。
U様、私たちと一緒に頑張りましょうね😊
2021年09月09日
入居者様同士の関わり
こんにちは!相談員の深田です。
2階にお住いのH様はとってもお世話上手で、色々な入居者様に優しく接してくれます。
(お顔の掲載はNGなのですが、お顔が隠れていてもH様の優しい表情は伝わるかと思います!)
今日のおやつの時間。
最近お元気がなかったA様に、
「お互い84歳なんだから頑張ろう!まだまだこれからよ。」
と声を掛けて居られました。
A様、H様の言葉がとっても嬉しかったご様子で涙を流しながら「ありがとう。」と感謝していました。
続いてH様が向かったのはU様のお席です。
「ほら。美味しいから食べよう。せっかく退院出来てまた一緒に過ごせるんだから!」
とU様に声を掛けながら、おやつを食べるお手伝いをして下さりました。
看護師も私もきちんと見守りをしている中でのことなので、H様の優しさにお任せしようということで、今日のおやつはこのような感じで過ごしていました。
入居者様同士の繋がりを大切にしながら、安心して過ごしていただける様ご対応できればと考えています。
皆さまに声を掛けて明るい雰囲気をつくって下さるH様。
「こうしてみんなに声を掛けることが私の楽しみなのよ。」
と仰っていました。
施設生活のなかで役割があることは、その方の生きがいに繋がります。
ここに居て良いんだ、という安心感は自信となり施設生活がより充実したものになるはずです。
そういった視点を忘れずに、今後も皆さまと関わって行きたいと考えています。