シーハーツ松戸
2021年12月21日
外部リハビリ✨
相談員の深田です。
2階にお住いのK様。
10月中旬に退院され2ヵ月が経過したところです。
2週間の入院にもかかわらず、退院当初は身体機能・認知機能共に著しい低下が見られました。
入院前は会話もスムーズでしたが退院後は発語が減り、自力摂取できていたお食事も全介助に・・・。
発語を促す声掛けを行ったり、積極的にレクに参加していただく等アプローチをしてきました。
徐々に改善がみられるようになりましたが、改善してくスピードがちょっと緩やか・・・😓
お食事の終盤になると口腔内へのため込みがみられるのも課題のひとつとなっていました。
「STに介入してもらい専門的な分野からリハビリを受ける必要があるのではないか?」
K様のことがカンファレンスで議題に上がり、今必要なのはSTのリハビリだということでみんなの意見が合致しました。
※STというのは言語聴覚士のことで、その名の通り言語・聴覚・音声・認知や摂食・嚥下等に対して
評価し訓練や指導を行う専門職です。
シーハーツ松戸には徳田OT(作業療法士)は在籍しておりますが、STは居りません。
K様のご家族にSTによるリハビリの必要性を説明させていただき、外部リハビリを導入する運びとなりました。
そして先週の土曜日は第1回目のSTリハビリの日でした✨
K様のリハビリを今後担当して下さるのはけやきトータルクリニックの今井STです😊
発語を促すリハビリをメインに40分間リハビリを行ってくれました。
K様が旅行したことのあるスイスの写真を事前に準備してくれていたり、個別性を重視した内容の濃いリハビリでした✨
リハビリ中のK様は終始にこやかな表情で、とても楽しそうでした!
今後は隔週で月に2回STリハビリを受けていただく予定となっております。
私たちの方でもSTリハビリからヒントをもらいつつ、K様との関りを工夫していきたいと思います!
2021年12月19日
自分で歩行する幸せ。
看護師の山崎です。
先月、一時的に歩行が困難となり車椅子生活になってしまったS様。
いつもは前向きで活気のある言動が多いS様ですが、
今回は膝の痛みから気持ちがネガティブになってしまい一時的に車椅子生活に
なってしまっておりました。
御家族の方もとても心配をしており
『今後、このまま歩けなくなり車椅子生活になってしまうのでは・・・』
いろんな心配が発生してしまい私達も試行錯誤しながら
もとの歩行器で歩けるS様に回復してもらえるようにアプローチをさせてもらいました。
医師とも相談をしながら膝の痛みに対する治療と
精神的フォローをたくさんさせてもらい
少しずつではありますが回復過程を辿り
今月に入ってからは劇的に痛みは改善し、今ではもとの歩行レベルまで回復する事ができるように
なりました。
S様は歩けるようになった事が嬉しくもあり安心したようで
いつものポジティブ言動がたくさんあり、笑顔も多く見る事ができるようになりました。
歩いている姿を写真に撮ってもいいですか?とお伺いすると
S様『やめてヨ!緊張するでしょ!緊張して転んじゃうわ』
とおちゃめなS様(#^^#)
いつもの歩行レベルに戻ってもらい安心した気持ちと
現状の身体機能を維持する事の難しさと大変さを日々痛感しながら看護にあたっております。
利用者様の運動機能含めた精神面を低下させずに施設での生活を少しでも充実した日々が送れるよう
観察とアプローチをこれからもしていきたいと思っております。
S様の写真を撮る時、
いつも素敵な笑顔をしてくれるので良い写真が毎回撮れます😊
とても素敵な笑顔ですよね♬
これからも充実した生活がシーハーツ松戸で送れますように♪♪♪
2021年12月19日
のんびりした日曜日の出来事♪
看護師の山崎です。
日曜日の午前9時頃の利用者様の生活の様子♪
シーハーツ松戸の3階エレベーター前には小さな図書館があります。
そのソファーに腰掛けて本を選んでいるK様がいました😊
何の本をチョイスするか傍で見守っていると
『哲学!3分間で身につく常識』
どうしてこの本を選んだんですか??
とお伺いすると
K様『だって、3分間で常識が身につくなら誰だって見るでしょ。
3分間で常識人になれるんだから。
私、常識がなくて困っているからさ。
哲学って言うのはよくわからないけどね・・・。』
なんか・・・
理由が
愛おしくて微笑ましくて
とても癒されました。
普段から温厚で優しいK様。
性格ものんびりしており
そんなK様に朝から癒されて今日1日頑張れそうです😊
天気の良い12月19日の日曜日、
のんびりした朝の出来事でした♪
今日も1日頑張って看護の仕事が出来そうです
K様ありがとうございました。(#^^#)
とても難しそうな哲学の本をチョイスしたK様。
あとで読んだ感想を聞いてみようと思います😊
2021年12月18日
母の顔
相談員の深田です。
2階にお住いのT様はご夫婦で入居されています😊
3人のお子様を持つ優しいお母様でもあるT様。
今日の午後はT様のお部屋で色々とお話をさせていただきました。
私「もうすぐお正月ですね。」
T様「そうですね。お正月ですね。」
私「お正月は毎年どの様に過ごされていましたか?」
T様「家族ですごろくをしていました。」
お子様たちとすごろくをするのがお正月の恒例行事だったそうです。
まさに日本のお正月!って感じで素敵ですね✨
私「お子様が三人もいて賑やかだったでしょうね。」
T様「大変だったよ。でも頑張るより他ないからね。みんな仲良しだったから助かっていましたよ。」
私「おせち料理は何を作っていたんですか?」
T様「里芋を煮て、鯖を焼いて。私は煮物が得意だったんです。でも子供たちは洋食を好むから、また同じものが出てきた!なんていつも文句を言われていましたよ。」
私「私も洋食は得意ではないのでお気持ち分かります。」
T様「でも子供たちは可愛いからね。頑張って育てて良かったですよ。」
お子様のお話をされている時の表情がキリっと「母の顔」になっていらして格好良かったです✨
T様の娘様、息子様はとってもお母様想いでいらっしゃいます。
T様が愛情深くお子様を育ててこられたからだろうな・・と感じます。
お喋りを終え、私がお部屋を出る際
「またお喋りに来てくださいね。ありがとう、ありがとう。」と手を振って下さいました。
人生の大先輩であるT様✨
子育てやお料理のことをこれからも色々教えていただきたいと思います。
T様、私の方こそ今日は貴重なお時間をありがとうございました😊
2021年12月17日
松戸の看護師
相談員の深田です。
本日は看護師の山崎さんが口腔体操をしてくれました✨
写真からも伝わると思いますが、皆さまとても真剣に取り組んでいらっしゃいました😊
「時計、醤油、桜、おしぼり受け、コップ、椅子、山崎」
この7つを覚えて下さい!と皆さまにお願いして、体操の最後に7つの言葉を思い出してもらいました。
これがなかなか出て来ない。思い出せないものなんですよね~。
皆さま苦戦されていましたが何とか7つ全部を思い出すことが出来ていました✨素晴らしいです✨
これは「長谷川式」という認知症の診断に使われるテストを応用したクイズです。
脳の老化を予防するためにはこうして日常生活で様々な工夫をし、脳を活性化させる必要があります。
うちの看護師は積極的に現場に介入してくれます。
入居者様の医療依存度があがり看護師の業務負担が大きくなっているなか、
入居者様のためにと今日の様にレクリエーションを開催してくれます。
介護と連携し医療的視点からのアドバイスをくれるのでとっても心強い存在です。
ここ数年シーハーツ松戸では、病院に入院される入居者様が年間通してとても少ないです。
看護師が入居者様の現状を事細かに把握し、問題が生じる前に迅速に動いてくれているからだと思います。
現在1名の入居者様がご入院中ですが、来週の火曜日にはご退院予定です🌷
これでまたご入院されている方がゼロとなります✨
入院して加療が必要なケースもありますが、入院中に身体機能・認知機能が低下してしまうことも多いのが現実です😓
「入院は出来るだけ防ぎたい!」
そう思って日々予防看護に努めてくれている、うちの自慢の看護師たちです😊