シーハーツ松戸
2024年02月27日
相談員の深田です。
こちらはI様の娘様が買ってきてくれたお寿司です🍣
美味しそう!!
なぜお寿司があるのか?
事の経緯はですね
今朝、I様に食べたいものをお聞きしたら
「寿司がいいね!鮪が食べたい!」
と仰ったんです。
そのやりとりを娘様に電話でお伝えしたら
今日の今日でさっそくお寿司を持って来て下さったんです✨
I様、幸せ者ですね~😊✨
お寿司をI様にお出しすると
「・・・・・」
無言でお寿司を凝視した後
こちらの様子をうかがいながら
「食べていいの?」
と嬉しそう。
嬉しそうなお顔を撮りたくてカメラを向けたら
すかさずピースサインです。
大好きなお寿司を前に上機嫌のI様♬
指を一本一本おしぼりで丁寧に拭いて・・・
いざ実食です🍣
よく噛んで上手に召し上がっていました👍✨
むせ込みもほぼ無しです!
I様はシーハーツ松戸に入居される前、
別の老人ホームにご入居されていました。
そこのホームではペースト食を召し上がっていたI様。
【ペースト食から食形態を上げることは難しい】
という当時のホームの判断により、
食形態を上げることができずにいたそうです。
しかし、ご家族としては
「普通のご飯を食べさせてあげたい!」
という思いが心の中でずっとくすぶっていたそうです。
自分の親に美味しいものを食べてもらいたい。
毎日の食事を楽しんでもらいたい。
生活の質を上げて満足できる毎日を送ってもらいたい。
その思いは至極当然なもので
親を想う人なら誰もが共感できる考えだと思います。
入居前にご家族と面談をさせていただいた際、
I様に対する熱い思いを感じました。
私はご家族のその気持ちに寄り添いたいと思いました。
I様がシーハーツ松戸へ入居されてから、
かたちのあるごはんを食べていただけるように
看護師と協力しながらアプローチを続けて参りました。
食形態をこまめに変えながら
I様の食事動作や嚥下レベルについてアセスメントを重ねる日々。
そして
ゆっくりよく噛んで食べることができれば、
食形態をアップした状態でもむせ込むことは少ない
と評価をするに至りました。
今では常食を召し上がることができるようになったI様。
こうして上手にお寿司を食べることだってできるんです✨
おやつの時間にお寿司を4貫をぺろりと平らげ
今度はダブルピースで喜びを表現してくれました😊
残りの4貫は夕食時にお出しします🍣✨
娘様、今日は迅速なご対応ありがとうございました!
I様とっても嬉しそうに召し上がっていましたよ✨
お写真からも伝わるといいなぁと思います😋
2024年02月24日
相談員の深田です。
先日、夜勤明けの石川リーダーが
入居者様の髭剃りをしてくれていました。
I様目を閉じて気持ちよさそう。
わたし、結構髭剃りには自信があるんです。
新卒で働いていた施設の主任が
髭剃り等の整容に厳しい人だったので
今でも髭剃りをする時は「主任元気かなぁ」と思い出しちゃうくらいです。
そんな経緯もあって
自分は髭剃り名人だ!と勝手に思っていたのです。
でも石川さんの髭剃りを見ていて
さすが男性!剃り慣れているな~と感心しました。
私にはI様をこんな表情にすることはできないと思います。
続いてO様の髭剃り。
え~!
O様までうっとりとした表情!
よほど石川さんの髭剃りが気持ち良いんでしょうね✨
夜勤明けで疲れているだろうに
ものすごく丁寧に入居者様の髭剃りをしてくれる石川リーダーです。
こんなリーダーがいてくれる施設っていいな・・・と素直に思いました。
2024年02月20日
相談員の深田です。
前回の続き✨
大分の郷土料理を味わっていただく
今月の食イベント🍄
料理の詳細は前回のブログをご覧ください😊
2時からの開催ですよ~とお伝えしても
2時前にはぞくぞくと集まってしまう入居者様。
準備している身としては皆さまの視線が痛いです。
プレッシャーです。
もう毎回そうなんです。笑
でも、それだけイベントを楽しみにしてくれているんですよね!
嬉しい限りです😊
施設長が大分からお取り寄せしたしいたけ✨
焼きたての良い香りが漂います。
この焼き台は網の部分が持ち運びできるので
焼いてすぐに皆さまの元へお持ちできるという
画期的な商品です✨
焼きたてのしいたけに皆さま大興奮です!
イベントの時の入居者様は
本当に良い顔をしています!!
2月に入り何だかんだバタついておりまして
今回のイベントに関しては
全っ然告知ができていなかったんです💦(反省。)
にも関わらず、スムーズに入居者様が集まり
皆さま大満足のままお部屋へ戻られました😊
毎月恒例となった食のイベントが
入居者様の生活にもしっかりと根付き、
対応している職員もイベントに慣れてきたからこそ
滞りなく実施することができているのだな、と感じました。
イベント時の入居者様のキラキラしたお顔や
積極的に協力してくれる職員の姿を見ると
イベントを継続し定着させることの意義や
施設全体のチームワークの重要性を再認識します。
そしてそれらが次回のイベントを企画するうえでの
私たちのモチベーションにも繋がります。
食べきれなかった分のイベント食は
厨房さんへお裾分けしています😋
2024年02月18日
食のイベント! 2024年2月編!
相談員の深田です。
今日は毎月恒例✨食のイベント✨の日でした!
先月に引き続き大分県の郷土料理を作って、皆様にふるまいました✨
メニューは
・しいたけのガーリック焼き🍄
・しいたけのポタージュ🍄
・とり天🐔
・やせうま(小麦粉団子に黒蜜きな粉をかけたもの)
しいたけが主役の今回のイベント。
なんとなんと!
施設長が実家(大分県)のお母さんに頼み、
原木しいたけを送ってもらったのです!
原木しいたけは生産農家が減りつつあるのだとか。
スーパーでよく見かけるのは菌床しいたけ。
菌床しいたけのメリットは低コストで安定した栽培ができることです。
一方、原木しいたけは栽培に手間がかかるうえ
収穫量も安定的ではありません。
でも!
その分、味も香りもそれはそれは格別なんです✨
大分県産の原木しいたけ✨
なんて贅沢なんでしょうか✨✨✨
施設長が子供のころは、家の外に出たら
しいたけの匂いがそこでじゅうに漂っていたそう。
しいたけは買うものではない、採るものだ。
しいたけなんて家の外の木に生えているのだから。
そんな馬鹿な~って話ですが全部本当の話です。
すごいなぁ!大分県!
樋口さんはとり天担当
施設長はやせうま担当
イベントの日だけ輝きを見せる佐藤施設長です。
樋口さんがお料理すると
何でもおいしそうに見えちゃうんですよね~😋
下味をつけた鶏肉です。
これに衣をつけて揚げていきます!
その都度こまめに揚げて
皆さまにはアツアツをご提供いたしました😊
ちなみにとり天にはポン酢をかけるんです。
どんなポン酢?
スーパーでよく見るあの黄色いラベルの味ぽん?
いえいえ、そんなそんな!
シーハーツ松戸のイベントはいつも本気度1000%!
もちろんポン酢も大分からお取り寄せしましたよ!!
カボスぽん酢!
まさに大分一色です!
大分を存分に味わっていただきたい!!
本場の味を再現して喜んでもらいたい!!
わたしたちを突き動かす原動力・・・
それは入居者様の笑顔です!!
こんな風に書くと途端に胡散臭くなっちゃいますね。
でも、全部本当の気持ちです♡
しいたけのポタージュは
しいたけ、玉ねぎ、ジャガイモをバターで炒めて
水を入れて柔らかくなるまで煮込みます。
これをミキサーにかけて牛乳を加え
コンソメと塩コショウで味を調えたら・・・
原木しいたけを贅沢に使ったポタージュの完成✨
しいたけの香りがめちゃくちゃ濃い!
さすが原木しいたけ!
これはですね、この日のために新調した炉ばた焼器です!
しいたけのガーリック焼き・・・
めちゃくちゃ写真映えしますこの機械!
しかもこうやって取り外して
皆さまの目の前までお持ち出来ちゃうんです!
すごーい!!
焼鳥とかも出来ちゃうじゃないですか!!
夢が広がるな~✨
さぁ準備が整いました!
あとは入居者様を待つのみ!!
皆さまの反応は
また明日のブログで~😋✨
2024年02月14日
看護師の山崎です。
H様のアプローチ第二弾!!!
昨日に引き続き本日も積極的にアプローチをかけます!!!
H様の病態を把握して、ぎりぎりのラインでアプローチをかけております。
下手すると病状の再発や状態の悪化リスクを伴いながらのアプローチです。
やらなければH様の健康状態は悪い方向へ進行してしまう事は明らか。
H様の病態は
○心不全からの胸水貯留に加え、尿量管理と浮腫・体重の増加。
○嚥下機能低下に伴った誤嚥性肺炎リスク。
○糖尿病による血糖上昇や食事量低下によって起こる低血糖症状。
○認知症の周辺症状のアパシーによる食思不振。
そして、
重度下痢症状が追加されてしまっている状況です。
さまざまな問題をアセスメントしながら看護実践が必要となります。
アセスメントによるアプローチには
必ず『時間と労力と知識』が必要となります。
やるかやらないかは我々次第。
やらない判断は簡単だし楽です。
H様アプローチ第二弾は
牛丼とカレーをmixした
『牛カレー』
昨日のブログに書いたように
H様の五感を刺激しているんです。
認知症のアパシーを改善する為に、
脳を活性化させる目的で五感を刺激!!
牛丼の匂いを『プンプンさせる』
カレーの匂いを『プンプンさせる』
これらをmixさせた匂いをH様に提供!!
凄い良い表情のH様。
H様『いい匂いだな。美味しそうだよ。食べていいの?』
どうぞ!どうぞ!!
たくさん、召し上がってください!!!!!
食事を嫌がっていたH様が
こんな素敵な表情で食事に対して意欲を持って貰えるようになったことが
何よりも看護師としてのやりがいです。
自分から食べたいと思い、自分で食べる食事行動を取ってくれるH様。
奥様も一安心♬
食後はご夫婦二人の時間♬
ぎりぎりのラインを攻めながらH様の看護をしていく中で
下の写真のようにH様の素敵な表情を見ることができると私も安心します。
常に怖さを持ちながら看護をしております。
プレッシャーを感じながらの看護です。
でも、
それが医療従事者の使命だと自分に言い聞かせながら
利用者様の看護をしております。
H様を大切に思う家族が、H様にはたくさんおります。
H様の為にも
家族の為にも
不安定な状況から早く脱却できるように頑張ります。