シーハーツ松戸
2021年11月19日
ソフィアクリニックの往診
相談員の深田です。
本日はソフィアクリニックの往診の日でした。
担当の増田医師は、入居者様の目を見て落ち着いた雰囲気でお話を聞いてくれる優しい先生です。
私も今日何名かの往診に立ち会わせていただきましたが、入居者様のリラックスした表情が印象的でした。
お医者さんと話す時って緊張しませんか・・?私はちょっと苦手です。
でも、増田医師の声のトーンや話すスピードって聞いていると心が落ち着くんです。
耳の遠い方には耳元で話しをしてくれたり、肩に触れる等のタッチングにより安心感を与えてくれます。
こんな風に診てくれる医師なので、皆さま毎回ソフィアクリニックの往診を楽しみにされています。
往診中の入居者様のお写真を見て下さい♬
医師の方から歩み寄ってくれているからこそ、入居者様が心を開いて何でも話せるのだと思います。
その様子が写真からも伝わるのではないでしょうか😊
在宅医療に置いて心療内科の役割は大きく
認知症から起こる『不眠・イライラ・不安・うつ・意欲低下』などのさまざまな症状に対して治療が必要に
なってくると思います。
安心して生活していく為には認知症から起こるさまざまな症状と向き合う必要があります。
もちろん、
認知症の治療において薬物療養が1番に実施する手段であってはいけません。
認知症の病気において、薬を使わない非薬物療法を率先して活用し環境整備から始める事が大切であると
理解しております。
その中で心療内科の往診医師である増田医師は精神療法である寄り添った診察を心掛けて
入居者様の悩みや心の中にある内在している気持ちを引き出す声掛けや会話を診察中にしてくれています。
普段見ない入居者様の表情が写真を見て一目瞭然ですよね。😊
先生を信用しているからこその表情だと私は思っております。
心療内科の薬は副作用もあり
内服してから効果が出るまで!とその副作用の出現の有無や程度も看ていく必要がある為
看護師が要観察しながら入居者様の経過を見て安全な医療提供ができるように管理させて頂いております。
心療内科の往診は御家族から往診を受けたいと希望があった場合や
看護師から受ける必要度が高い場合のみ受ける事ができる往診となっております。
次回の心療内科の往診は12月3日の金曜日になります。
それにしても
みなさん良い表情してますよね(^^♪
2021年11月18日
看護師の山崎です。
先月、退院されたK様。
入院中も退院した後も酸素療法が必要と医師より診断され酸素チューブをしていたK様。
ですが、退院してしばらくすると酸素療法が必要ないくらい病状は改善し
今では呼吸の苦しさやSPO2の低下をする事がなく酸素療法なしでの生活をする事が出来ております。
身の周りの事も自分で出来るようになり
●トイレも自分で行ける事。
●髪の毛を整えて身だしなみも気を付ける事。
●歩行器を使用して歩くことが出来る事。
●食事もしっかり食べることが出来る事。
たくさんの事が自分で出来るようになっております。
下肢の浮腫も悪化する事無く経過しており退院後の経過がとても良い状況になっております。
看護師として現在のアプローチポイントは
採血データにおいて栄養の指数が入院前に比べて悪化している為
今はその問題を解決する為に看護をしております。
思っているより早い段階で入院前の日常生活動作レベルまで回復傾向になってくれている事にとても嬉しく思っており、今以上に自発性や意欲の改善が向上できたらいいなぁ♪と思っております。
認知機能が低下する事で一番心配な事が
『意欲の低下』です。
認知症の症状には『中核症状』と『BPSD(行動・心理症状)』という2つの症状があります。
この2つの事を説明すると長文になってしまう為、今後機会があれブログにアップしようと思いますが
意欲の低下は認知症の『BPSD(行動・心理症状)』の1つの症状になります。
利用者様が退院してきたときに私は必ず『意欲の有無』を確認します。
意欲や自発性がある事で回復過程が変わる事やアプローチが異なる為です。
意欲を出す事はとても難しく簡単ではないですが
利用者様が持っている残存機能を活用し積極的に促す事で改善したり悪化を防止したりすることができると
思っております。
利用者様の性格や体力など
さまざまな情報をもとにアセスメントをさせて頂き、利用者様の個別性を考えながら援助をしております。
その中で
利用者様にはしんどい思いや苦労をかけてしまう事があるとは思いますが今後の人生を考えたら
一時的に努力をして頂き、元の状態へ戻ってもらいたくいろいろとお願いをさせてもらっております。
退院してきたばかりの頃は酸素チューブを付けて、寝ている事が多かったK様。
今は笑顔が多く、ご自身で食事・排泄・入浴など様々なことが一部介助程度で
できるようになったK様を見て安心しております。
写真はK様の歩行している様子です。
写真では伝わりづらいかもしれませんがとてもスムーズな歩行をされており
歩行スピードは入院前となんら変わりがないと思っております。
K様の意欲があったからこそ、ここまで改善したと私は思っております。
『意欲の有無』
これが退院後の回復過程においてとても左右する問題だと再認識しました😊
前向きな言動が多くなり笑顔をたくさんしてくれるK様に戻ってくれて本当に感謝です♪
2021年11月17日
受診付き添い✨
相談員の深田です。
今日は3階のM様の受診付き添いをいたしました。
お身体に不調があるわけではなく定期受診だったので、ドライブを楽しみながら楽しく行ってまいりました😊
道中では鼻歌を歌いながらとってもご機嫌だったM様。
何の歌ですかと伺うと「戦時中の歌だよ」と教えて下さいました。
M様は御年91歳になられるので、10代の多感な時期に戦争があったのだと思うと
今の時代からは想像がつきません。。
M様「この道は良く通ってる道だから知ってるよ。」
私「Mさんはどこにお住まいだったんでしたっけ?」
M様「〇〇市△△△9丁目の◇の〇〇!」
私「すごい!バッチリ覚えているんですね。最寄り駅はどこになるんですか?」
M様「最寄り駅はねー・・・あれ?どこだったかなぁ。」
ご住所はバッチリお答えになりましたが最寄り駅がどうしても思い出せなかった様です。
ご自分でも「おかしいな~」と笑っていらっしゃいました。
焼肉屋の看板を見つけて「焼肉なんて最近ぜんぜん食ってないなぁ」とひと言。
「今度美味しい焼き肉をご馳走してやるよ!」と嬉しいお誘いをいただいちゃいました。
その時私はふと思い出しました。
私「そういえば私に土地をくれる件、どうなりましたか?」
M様「土地?あんたにやるって言ってたっけ?」
私「Mさん忘れちゃったんですね・・・」
M様「いやいや。ちゃんと用意するから大丈夫だよ。」
・・なんて優しいのでしょうか✨(もちろんこの会話はただの冗談です。)
M様、今日は楽しい時間をありがとうございました~😊
2021年11月16日
こんにちは✨
相談員の深田です。
小さい頃どんなものが好きだったか覚えていますか?
少し変わっているのかも知れませんが、私は幼稚園児の頃からお年寄りが大好きでした。
自分の祖父母はもちろんですが、近所のおじいちゃんおばあちゃんにも随分優しくしてもらった記憶があります。
ご高齢者の周りには温かくて平和な空気が流れているな~といつも感じます✨
小さい頃から大好きだったお年寄りと毎日関わることが出来るなんて、私にとってこの仕事は天職だと思っています。
先週の11日とっても素敵なお二方がご入居されました。
今日はそのうちのお一人、3階に入居されたS様をご紹介いたします😊
ご入居されてまだ数日ですが既に皆さまと仲良しのS様。
ピースサインなんて恥ずかしい・・!と仰った3秒後にはちゃっかりポーズを決めて下さるとってもお茶目な方です。
毎日運動も頑張っていらっしゃいます。
「体を動かさないと歩けなくなっちゃうからね。」と廊下を何往復もされています。
歩いている間も常にニコニコ。
お話の最後にはいつも満面の笑みで「ありがとう」と言って下さるS様に、職員一同もうメロメロです♡
S様と一緒に過ごすこれからの時間がとても楽しみです!
S様、ようこそシーハーツ松戸へ✨
ご家族の皆さまもどうぞよろしくお願いいたします。
2021年11月14日
看護師の山崎です。
今日は11月14日 日曜日です
Y様のお誕生日になります。
最近、
精神的な面でつらい思いをされているY様。
笑顔の回数も減って心に余裕がありません。
いろいろ試行錯誤する中で
看護師としてどうするべきなのか!!
何が正解なのか!!
日々、自分自身と自問自答を繰り返しております。
『なんでも治す事ができる薬があればいいのに、、、。』
『私が医者であればもっとたくさんの事ができるのに、、、。』
自分の不甲斐なさに心が折れそうで
こんな情けない考えをしてしまうくらい壁にぶち当たっております。
Y様の事を考えて、
Y様の今後の事を真剣に悩んで、
良い結果になるよう看護師として出来る事は精一杯やっていきたいです。
Y様は今日で
95回目の95歳のお誕生日になります。
どんな人生を歩んで来たんだろう。
どんな子育てをして来たんだろう。
大正から昭和、平成、令和と
4つの時代を生きてきたY様。
きっと苦労をしてきた中で、力強く生きてこられたんだろうなぁ♪
優しい娘様を見ているとY様の若かりし頃はどんな方だったんだろうと色々考えてしまいます。
なんて事を考え、思いながら今日はお誕生日の写真を撮らさせてもらいました。
私『今日はY様のお誕生日なんですよ』
Y様『私の??私の誕生日なの??今日??』
私『そうですよ。おめでとうございます』
Y様『ありがとう。ありがとうね』
ちょっとホッとしたY様を今日は見る事ができました。
1年に一回しかY様に言う事ができない
『お誕生日おめでとう!』
来年は笑顔で溢れているY様に言えるようにしていきたいです。
95歳のお誕生日おめでとうございます。💐