シーハーツ松戸
2022年03月16日
M様とお花見🌸
相談員の深田です。
2階にお住いのM様は、ご入居されてから来月で丸6年となります。
3階には旦那様もお住いです。
お二人でお話しているときはいつも奥様の方が、
「元気ですか」「調子はどうですか」
と旦那様を気に掛けていらっしゃいます。
ご自分のことよりも旦那様を気に掛けるなんて、妻の鑑だなぁと感心しちゃいます✨
昨日は施設長と一緒に桜の前で記念撮影📷✨
「綺麗ですね」
と仰ったときのM様、とっても穏やかなお顔をしていました😊
先ほどお部屋にお邪魔すると、ひ孫さんのお写真をじっと眺めていらっしゃいました。
私「ひ孫さん本当に可愛いですね。」
M様「まだ小さくて喋れないくらいだからね。可愛いわよね。」
私「早く直接会いたいですね。」
M様「小さいうちはあまり外に出せないからね。今はまだ難しいわね。」
私「Mさんはどんなお母様だったんですか。」
M様「優しいお母さんでしたよ。お姑さんが優しかったからね。」
私「そうなんですね。きっとMさんが良いお嫁さんだったからですよ!」
M様「うちの主人も優しい人だからね。」
あくまでも旦那様のことを立てるなんて流石です✨
壁一面に飾ってあるひ孫さんのお写真を見つめては、会える日を心待ちにされているM様。
一日も早くコロナが収束し、可愛いお孫さんと触れ合うことのできる世の中になって欲しいと思います🌷
2022年03月15日
相談員の深田です。
最近ちょっとした発見がありました。
「シーハーツ松戸」と検索すると「シーハーツ松戸 ブログ」が予測検索として1番に出てくるんです✨
たくさんのご家族が頻繁に検索して下さっているのだと分かり、「やったね!」とみんなで喜んでいるところです。
施設長から「ブログを載せた営業資料を作って~」とリクエストを受けたので、さっそく作ってみました。
以前から使っている「シーハーツ松戸の生活」とお揃いの「シーハーツ松戸のブログ」という冊子です。
毎日アップすることを目標にブログを書いています。
コロナ禍でご家族の方が館内に入れない分、なかの様子が少しでもお伝えできれば・・
と思いながら書いています。
2月にはコロナの影響で保育園が休園となり出勤できない期間がありましたが、
施設長と山崎さんが私の代わりに毎日ブログをアップしてくれました。
本当に良い仲間に恵まれたなぁと思います😂✨
現場の介護士さんたちはブログを直接書くことはなかなかありませんが、
みんなの日々の頑張りはブログを通してたくさんアップしていきたいと思います!
これからも、シーハーツ松戸で起きていること、面白いこと、素敵なこと・・・
色々とブログに書いていこうと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします😊✨
2022年03月14日
辛😢→幸😊
施設長の佐藤です。
この施設に入居されている方は、いろいろなご事情があり入居されております。
高齢であり、病気もあり、明日どうなるかも分からない。
不安にならない理由がありません。
そんな不安、辛い気持ちを、少しでも和らげるにはどうすればいいのか?
日々、考える毎日です。
ただ、今日一日が職員の声掛けや、楽しいイベントやレクや
美味しいものを食べたり、綺麗な景色を見たり、孫を見たり、飼っていた犬にあったり
感動するテレビをみたり、綺麗な洋服を着たり、何かあれば幸せな気持ちになり、辛いことを忘れます。
辛い文字に一本の線を足せば幸せになります。
その一本を足す事が、僕らの仕事でもあります😊
昨日はケーキバイキングをしました🍰
美味しいものは、こんなにも人を幸せにしてくれます!!!
良い笑顔をありがとうございます。
もっともっと、いい笑顔がみれますように、頑張らなければと
思った今日この頃でした♡
2022年03月13日
開花まであと少し🌸
相談員の深田です。
お写真は2階にお住いのI様です。
2009年の4月にご入居されたI様は、シーハーツ松戸の中で1番の古株でいらっしゃいます。
当時、I様よりも一足先に奥様がシーハーツ松戸へご入居していました。
とても優しくてちょっと心配性のI様。
大好きな奥様に会うために我孫子から八柱まで、電車を乗り継いで足繁く面会に通っていました。
ショルダーバッグを肩にかけてお元気に歩いていらしたI様のお姿を、私は今でもはっきりと覚えています。
ご入居後も常に奥様のことを気に掛け、奥様の車椅子を押しながら廊下をお散歩するのが日課となっていました。
ちょっと過干渉なI様に対して「うるさい男ね」とボソッと呟く奥様😵(笑)
そんなお二人の掛け合いが面白くて大好きでした。
2013年に奥様に先立たれてからも、持ち前の真面目さと几帳面さを忘れず、とてもしっかりと前向きに過ごしていらっしゃるI様。
今月末98歳になられます。
最近ちょっと食欲が落ちてきました。
目を閉じている時間も長くなってきました。
年齢を考えると、この様にお身体の衰えがみられるのも仕方ないのかな・・とも思います。
でも、昨日は朝ごはんをいつもより食べることが出来ました。
10時の水分も拒否することなくスムーズに飲んでくれました。
お昼には「アイスを食べたい」と仰り、「美味しい」と喜んで召し上がってくれました。
玄関の枝垂桜を見上げて、「うん、うん」と頷いていたI様。
ちょっとですが笑顔も見せてくれました。
本物の桜が咲くまであと少しです✨
今年も裏庭にある桜をI様と一緒にお花見したいなぁと思います🌸
2022年03月12日
看護師の山崎です。
私がシーハーツ松戸に入職して数年の月日が経ちました。
私が入職した当初の利用者様の状況と
今の利用者様の医療依存度(医療が必要な度合い)や介護度(生活のお世話を必要とする度合い)は
かなり変化があります。
利用者様の医療依存度も介護度も目に見えて上がっております。
いつまでも元気で居てほしい気持ち
当たり前の日常を送ってほしい気持ち
衰えのない変わりない生活をしてほしい気持ち
利用者様に対する
さまざまな願いが私達職員にはあります。
介護度・医療依存度が上がってしまう原因は
●基礎疾患の増悪
●認知症の進行
●転倒による外傷
これらが多くを占めている印象です。
一番の悩みは
利用者様が食事を拒否してしまう事です。
『もういらない』
『お腹いっぱい』
『食べたくない』
食事に対して消極的になってしまい
食事を食べてくれなくなってしまう事です。
シーハーツ松戸の利用者様も多くの方が食事に対して消極的になってしまっている方が居られます。
原因は認知症の症状である
【アパシー】【失認】【失行】などがあります。
専門的な医療用語になってしまいますが
利用者様が食事を拒否する理由には認知症の症状が隠れている事が多くある事をお伝えしたいです。
これらを改善・解消する事はとても難しく
さまざまなアプローチが必要であり時間がかかります。
どうするべきか日々奮闘しております。
症状の程度には周期性もあり
ちょっとしたきっかけで少しずつ食べてくれるようになったりする場合もあります。
専門的な知識や臨床経験が必要不可欠で薬物治療ではなかなか改善しないのが苦労する理由になります。
今日も食事委員で相談員の深田さんと看護師でいろいろ議論しながら
提供する内容を変えたり
今後のアプローチをどうしていくべきか!など
意見交換をしました。
良い結果になってくれることを願うばかりです。
写真は
夜勤者への申し送りが終わってちょっと時間が空いたので
その時間を活用して利用者様に写真を撮らさせてもらいました。
カメラを向けるだけだと
無表情な利用者様達・・・。
でも
『笑顔をくださぁーい』とお願いすると
こんな素敵な表情をしてくれました。