シーハーツ松戸
2022年04月23日
相談員の深田です。
2階にお住いのT様のご家族より、
短歌の本とお手紙が届きました✨
この本にはT様がお詠みになった短歌が載っているんです。
ご家族にブログ掲載の許可をいただきましたので、いくつかご紹介いたします😊
女の孫の忘れて行きし万華鏡一期一会の世界に遊ぶ
私は短歌には疎いのですが、言葉のセンスの素晴らしさにびっくりしました!
一期一会の世界に遊ぶ・・・
なんて素敵な言い回しなんでしょう✨
万華鏡をこんな風に表現できる感性が羨ましいです!
一対一に戦ふ小さき卓球台水谷選手のスマッシュ決まる
2012年の春に詠まれた歌なので、
ロンドンオリンピック前のアジア選手権をご覧になっていたのでしょうか・・・
こんな風に砕けた感じの短歌をT様がお詠みになったのは少し意外です!
赤に黄に彩ふ紅葉葉散り来れど同じ色もつは一葉だになし
T様は、こんな風に紅葉を眺めていらしたんですね。
考えてみれば当たり前のことでも、
普段生活していると見逃してしまう事ってたくさんあります。
こうして言葉で表現されているからこそ
ハッと気付くことが出来るのだなぁと感じました。
「これ、私が作った短歌です」
と教えて下さったT様。
「短歌が好きなんです」
「短歌をずっとやっていたんです」
と何度も仰っていました。
T様の優しさや思慮深さ、相手を思いやる気持ちは短歌を通しても伝わってきます。
先程も書きましたが私は短歌に疎いんです😵
でも、こうしてT様と何度か本を読んでいるうちに「短歌って素敵だなぁ✨」と思うようになりました。
短歌のことになると目がキラキラと輝いて、ちょっと饒舌になるT様が好きです。
今後も継続的に短歌の本を一緒に読んで、T様に短歌のことを教えていただこうと思います。
いつかブログで自作の短歌を発表できると良いのですが・・・
娘さま、素敵なお届け物をどうもありがとうございました😊✨
2022年04月22日
「歩きたい!」
相談員の深田です。
もうすぐご入居されてから2週間となるT様。
ご入居の際に、
「シーハーツ松戸でも、なるべく歩かせてほしいんです」
と娘さまからご要望がありました。
ご自宅では娘様付き添いのもと
玄関を出て歩行器にてマンションの廊下を歩き、
エレベーターに乗って1階のエントランスまで行き
デイサービスの車に乗り込んでいらしたそうです。
距離にすると100メートル以上でしょうか。
200メートル・・・?
もっと歩かれていたかも知れません。
もしも私の親が施設に入居することになったら。
施設に入居したことによって
今まで出来ていたことが出来なくなってしまうということは、絶対に避けたい!と思うはずです。
だから娘様の
「なるべく歩かせてほしい」
というご要望は当然のことだと思います。
そのお気持ちに応えるのが私たちの職務です。
この2週間T様の様子を見ていくなかで
日によって立位や歩行状態に変動があるのかな、という印象を受けました。
ご本人が「立てないです」
と仰る時があるんです。
本当に立てないのかな?と、色々と試してみます。
一昨日の月曜日。
立つことが出来ず、歩行練習が難しい日でした。
1階の日勤担当だった介護士さんや、
斎藤サブリーダーや、早番介護士さんや・・・
色々な職員がアプローチしてみましたが、
なかなか立ち上がることが出来ない。
私もT様との歩行訓練を試みてみました。
頑張って歩いて欲しい!と思い挑みましたが
この日はどうも難しかったです。
明日娘さまが来館されるので、こういう時のコツを聞いてみたいと思います✨
こちらのお写真は今日の10時。
T様と一緒に歩行練習してみました。
足の運びが悪いながらも、
今日は何とか歩くことが出来ました。
「朝は結構歩けていたんですけどねぇ」
と斎藤サブリーダー。
「歩行器の種類を検討した方が良いのかな?」
と樋口ケアマネ。
「Tさん、頑張りましたね😊」
と介護士の武田さん。
看護師の山崎さんも通りかかり、
「歩くの楽しいですか?」とT様に質問。
「楽しいわよ!歩きたい!」とT様。
そうですよね。
自分の足で歩くって楽しいですよね。
歩きたいですよね。
少し難しい日もありますが、
T様は歩きたいんです。
施設に入り家とは同じように生活が出来ないなかでも、
「歩きたい!」
という強いニーズがT様にはあるんです。
そのお気持ちを大切にして、精一杯寄り添いたいと思います。
まだご入居から日が浅いので、
評価途中のことが色々あります。
T様にとって最善の選択をご家族とご相談しながら、みんなで考えていきたいと考えています😊
2022年04月21日
相談員の深田です。
本日の3階日勤担当は、武田さん😊
入居者様思いでとても優しい介護士さんです。
「Fさん、娘さまが来るので・・」
と、いつも以上にF様の髪の毛をピシッと整えてくれました!
「入居者様がお部屋から出るのは、私たちが玄関を出るのと同じ。」
新人の頃そんな風に先輩に教わったなぁと武田さんを見ていて思い出していました。
身だしなみって大切ですよね✨
寝ぐせがついたまま外を出歩くなんて恥ずかしいですもんね😵💦
F様ととっても仲良しの武田さん。
細やかな気遣いと思いやりのあるケアを、いつもありがとうございます🌷
本日のお風呂担当は中嶋さんでした😊
とても真面目で正義感の強い介護士さんです。
(K様、、いつも目をつぶってしまうんですよね。)
中嶋さんは、本当に色々なことに気が付きます。
そして一つ一つのことをとても真剣に考えてくれます。
中嶋さんを見ていると、
きっともの凄く疲れるんじゃないかなぁ・・といつも心配になっちゃいます。
でもそれが中嶋さんの良いところでもあり、
みんなから信頼される要素なんだと思います。
シーハーツ松戸には色々な職員が居ます。
今後もブログにて職員をご紹介していきたいと思いますのでお楽しみに~😊
2022年04月20日
相談員の深田です。
4月18日(月)くもりのち雨
鳥の餌台を設置して3日目。
鳥、来ません。
餌を食べた形跡もありません。
どうして来ないのでしょう・・・?
気になって検索してみました。
12月~3月以外は自然界に餌が充足しているため、鳥が餌台に来ることはほとんどない
えー
知らない方が幸せってことありますよね
楽しみにしていたのに!
でも、、、
この時季に来るはずのない鳥がもし来てくれたら、かなりのラッキーです
気長に待ちたいと思います。
今日は、入居者様と関わる時間がいつもよりも多く取れました。
私の仕事をフォローしてくれたり、代わりにやってくれたりする職員のみんなのおかげです
育休から復帰してちょうど2年となりました。
育休中に仕事から離れてみて、
「はやく仕事復帰したいなぁ」
といつも思っていました。
仕事復帰したら私は相談員に戻るのではなく、
介護士として現場で働きたい!と考えていました。
入居者様と直接ふれあって、お喋りして、介護して・・・
介護士として働いていた時の方が、
「楽しい!」
と感じることが多かったからです。
なので、介護士として仕事復帰することが決まりとても嬉しかったんです
(結局、去年のお正月からまた相談員に戻りましたが。)
そんなこと言うと、
相談員は楽しくないの?
と思われてしまいますよね。
うーーん・・・
うまく答えが出てきません。
やりがいを持って毎日働いていますが、
「誰か代わってくれないかなぁ」
と弱気になってしまう時もあります。
でも、私にはとてもとても心強い職場の仲間が居ます
みんなが助けてくれるから毎日頑張れます。
やっぱり相談員も悪くないか・・
そう思えるようになったのは周りの職員のおかげです。
そして、いつも優しくして下さる入居者様やご家族のおかげです。
シーハーツ松戸をより素敵な施設にしたくて
相談員に戻ることを決めました。
変えたいことが色々ありました。
まだまだ途中です。
去年よりも、
今のシーハーツ松戸の方が素敵な施設になっていると思います!
来年は今よりも、もっともっと素敵な施設になっていたいです。
お写真は今日の入居者様のご様子です
皆さまの穏やかな笑顔にいっぱい癒された一日でした
2022年04月19日
看護師の山崎です。
大好きなご家族とリモート面会しているN様の様子を
ブログにアップしました。
ずっと
『G子に会いたい。G子に会いたい』
(G様はN様のお嫁さんになります)
『G子はどこ行った?なんでいないの?』
『G子に会わせてよ。会いたいの』
『意地悪しないで会わせてよ』
N様にとってお嫁さんの存在はとても大きく
いつも心の片隅に内在しているようで、
生活の中でも
普段からN様の口からG様の名前をよく耳にします。
そんな
大好きなG様とリモート面会が出来る事になり
とても嬉しそうなN様。
N様のご家族はみなさん優しく
N様思いのご家族ばかりです。
リモート面会でG様の顔が見えた瞬間に
N様が嬉しそうな表情と安心した表情をしておりました。
右手を振り上げて反応しているN様を見ると
本当にG様が好きなことが伺えました。
最近は食べれる食事の量も少しずつ増えてきて
前よりも精神的に落ち着いてきている印象です。
まだまだ
意欲の低下があり体力が乏しい為
安心はできない状況ですが
心療内科の医師のフォローを受けながら薬剤調整をしたり
さまざまなアプローチをしている中で
下降傾向な状況から少しずつ上を向いていくことが
できそうな状態にあるので
ひとまずはちょっとだけ安心をしております。
しかし、
まだまだ気が抜けない状況にあるのは事実です。
『まだまだ元気でいてほしい』
この、
ご家族の思いを汲み取り
やれることは可能な限りアプローチしていきたいと思います。
食事を食べることがつらく
弱音をたくさん吐いてしまうN様。
つらい思いやしんどい気持ちにさせてしまう場面は
多くあります。
けど、
リモート面会をした時のN様の安心した表情と
ご家族の嬉しそうな表情を見ると
まだまだやれることはあるし
N様には、もうひと踏ん張り頑張ってもらえたらいいなぁ♪
利用者様の性格や病状・今までの経過などの情報をもとに
根拠に基づいて支援の介入方法や内容をアセスメントして
悔いのないサービスができればと思っております。
N様には
努力や我慢が発生してしまうかもしれませんが
先々を見据えて!今後のN様の事を考えながら!
一番良い選択をご家族と相談しながら決めていけたらいいなぁ
と思います。