面会の方がいらしたことを

お知らせし、1階までご案内しているのは

野口さんです。

入居者様の細かい部分まで見てくれています。

朝の申し送りもまとめ上手で聞き取りやすいです。

イベントの飾りつけが得意で

プロ級です。

介護というお仕事は入居者様を喜ばす方法を

他のスタッフにも教えひろめていく楽しいお仕事です。

施設では在宅酸素を使用している方もいます。

寝たきりという言葉がありますが、

ずっと前「寝かせきり」は「寝たきり」と習いました。

そうなんです。

介護スタッフが諦めずにできるだけ起こして差し上げることが

「寝かせきり」ならず「寝たきり」を防ぐのです。

私がこの日深山さんを写真に収めたくて追いかけたら

まさにその時でした。

部屋で寝かせきりにならないように

寂しくならないように

酸素の機械と一緒に

皆様と同じテーブルへ。

介護というお仕事は

「寝かせきり」を作らないように

一生懸命動くお仕事です。

超ベテランさんの静井さんです。

シーハーツ柏の葉のことを知り尽くしているスタッフです。

昔のことでわからないことがあると

「静井さ~~~ん！〇〇ってどこにあると思う？」と聞くと

大概答えが返ってきます。

頼りになります。

急ぎ足で階段を上がっていたので追いかけると

廊下を歩く入居者様が…

そっと手を添え優しく話しかけます。

ソファに座り入居者様がお話になるお仕事の話に

秘書のように対応する静井さん。

介護というお仕事は時に女優になるのです。

大木さんを紹介するとき

「大木」と書いて「優しい」と読みます。

と私は言っています。

お話するスピードがとてもゆっくりで

すぐに回答が欲しい時は

う～んって思ってしまうこともありますが

でもゆっくりの中に

入居者様にとって良い方法を考える時間が

あるのだろうと思うくらい

優しい答えを言ってくれます。

事務所スタッフから

「大木さんがこんなことをやったらよろこんでもらえるかもって言ってましたよ」と報告をもらうこともあります。

先日は、食欲のない方へちょっと刺激をと思い「炭酸が飲めないか聞いてみて」とお願いしたら

小さなメモに「施設長へ　炭酸の件、飲むそうです。ちなみに炭酸のフルーツ味のやつ」と味まで聞いてくれていました。

介護というお仕事は、レクに参加していただけない方や食欲のない方へどんなアプローチをしたらいいか考える優しい気持ちが大切です。

小さくてもパワフル！

小回りもきく！

なんだか軽自動車の宣伝みたいな書き出しですが、

その言葉がぴったりな山上さんというスタッフがいます。

写真を撮ろうと追いかけますが早いのなんの。

あっという間に洗濯室に行き

あっという間に2階で記録してました。

双子のお孫さんが生まれ嬉しそうにお話しているときは

こちらも幸せになります。

介護というお仕事はかわいいお孫さん達のために

頑張れるお仕事です。