母の日について、うんちく

ちなみに母の日については、五日のこどもの日にも書きましたが、五日は母に感謝する日でもあり、2回目の母の日です。男性からするとちょっと複雑な気持ちにも・・・

他にも母の日の由来としては、古代ローマ時代の女神リーアに感謝する春祭りであったり、17世紀のイギリスでは復活祭の40日前の日曜日に、母親と過ごすために出稼ぎ労働者を里帰りさせていたことや、1905年に亡くなったミセス・ジャービスを追悼しようと、娘のアンナ・ジャービスが教会で白いカーネーションを配り始め、1914年、当時の米アメリカ大統領ウィルソンがミセス・ジャービスの亡くなった第二日曜日を母の日と制定し、国民の日にしたとも言われています。

また、平和を願う母親たちの社会運動を記念したものだともいわれていますが、それは、ミセス・ジャービスが関係しているのですが、

ミセス・ジャービスは牧師と結婚して、「母の日クラブ」なるものを結成して、病気で苦しんでいる人たちを助けるための募金をしたり、病気予防のために食品検査を行ったり、アメリカ南北戦争時代に中立を保って、「母の友情の日」と言うのを企画して南北双方、敵味方、地域の人々関係なく招き、お互いに敵意を持つことを止めさせようと、平和を願って貢献的に働いた人物だったそうです。ちなみに彼女は、10人子供がいたそうですが、そのうちの8人が病気や戦争で失っていたそうです。

女性の立場が弱い時代に、女性は奴隷制度の廃止、女性労働者の環境改善、子供の保護、公衆衛生、社会保障等いろいろな問題について政治的圧力をかける取り組みをしていた方だそうです。

今では、商業的な要素が大きくなって、母に感謝のプレゼントを贈る日になってしまいましたが、もう一度、平和について考えてみるのも良い機会ではないでしょうか。