相談員の深田です。
こちらはI様の娘様が買ってきてくれたお寿司です🍣
美味しそう!!
なぜお寿司があるのか?
事の経緯はですね
今朝、I様に食べたいものをお聞きしたら
「寿司がいいね!鮪が食べたい!」
と仰ったんです。
そのやりとりを娘様に電話でお伝えしたら
今日の今日でさっそくお寿司を持って来て下さったんです✨
I様、幸せ者ですね~😊✨
お寿司をI様にお出しすると
「・・・・・」
無言でお寿司を凝視した後
こちらの様子をうかがいながら
「食べていいの?」
と嬉しそう。
嬉しそうなお顔を撮りたくてカメラを向けたら
すかさずピースサインです。
大好きなお寿司を前に上機嫌のI様♬
指を一本一本おしぼりで丁寧に拭いて・・・
いざ実食です🍣
よく噛んで上手に召し上がっていました👍✨
むせ込みもほぼ無しです!
I様はシーハーツ松戸に入居される前、
別の老人ホームにご入居されていました。
そこのホームではペースト食を召し上がっていたI様。
【ペースト食から食形態を上げることは難しい】
という当時のホームの判断により、
食形態を上げることができずにいたそうです。
しかし、ご家族としては
「普通のご飯を食べさせてあげたい!」
という思いが心の中でずっとくすぶっていたそうです。
自分の親に美味しいものを食べてもらいたい。
毎日の食事を楽しんでもらいたい。
生活の質を上げて満足できる毎日を送ってもらいたい。
その思いは至極当然なもので
親を想う人なら誰もが共感できる考えだと思います。
入居前にご家族と面談をさせていただいた際、
I様に対する熱い思いを感じました。
私はご家族のその気持ちに寄り添いたいと思いました。
I様がシーハーツ松戸へ入居されてから、
かたちのあるごはんを食べていただけるように
看護師と協力しながらアプローチを続けて参りました。
食形態をこまめに変えながら
I様の食事動作や嚥下レベルについてアセスメントを重ねる日々。
そして
ゆっくりよく噛んで食べることができれば、
食形態をアップした状態でもむせ込むことは少ない
と評価をするに至りました。
今では常食を召し上がることができるようになったI様。
こうして上手にお寿司を食べることだってできるんです✨
おやつの時間にお寿司を4貫をぺろりと平らげ
今度はダブルピースで喜びを表現してくれました😊
残りの4貫は夕食時にお出しします🍣✨
娘様、今日は迅速なご対応ありがとうございました!
I様とっても嬉しそうに召し上がっていましたよ✨
お写真からも伝わるといいなぁと思います😋