看護師の山崎です。
今日のブログは
昨日の新型コロナウイルス感染症のブログの続きになります。
新型コロナウイルスに関連するニュースが5類に移行してから
めっきり減ってしまって
現在の新型コロナウイルスの近状を知る機会がとても減ってしまっていると
思います。
とりあえず言える事は
新型コロナウイルスの感染者はとても多くなっております。
5類に移行してから
●5日間の外出制限に短縮した事
●マスクをしない方が増えている事
●イベント事が物凄く多くなっている事
●若い方の症状が軽度の人が多い事
●世間の認識が『コロナはただの風邪』との認識が強くなった事
さまざまな理由が他にもありますが
コロナウイルス自体の感染力はそこまで弱くなっていないし
高齢者の重症化リスクや感染に伴う弊害は少なからず大きいです。
経済を回す為にも
若い方の人生を考えても
5類に移行した事やマスクを控える動きをしている事は
決して悪い事だとは思いませんが
その結果の影響が
高齢者や病院・老人施設に向いている印象は否定できないように思えます。
現在の新型コロナウイルスでも発症して7日目でも8日目でも9日目でも
体内にウイルスは留まっているケースがあり、
他者へ感染させる可能性は十分にあります。
その中で
●5日間への短縮
●ノーマスクの増加
●イベントの開催
●マスメディアによる情報の減少
これだけで
『そりゃ感染者は増えるわな』と思いますよね。
コロナ感染を発症して8日目でも9日目でも
検査をすれば陽性となる方が多いのも事実です。
体内にまだまだウイルスが留まっているケースが本当に多いのです。
それくらい新型コロナウイルスの脅威はまだまだ衰えを感じられません。
5日間はあくまでも
『強い感染力がある期間』が5日間なだけで
中には14日間や28日間以上経っても
ウイルスが体内から検出されるケースも珍しくありません。
もちろん検査をすれば陽性判定です。
病院では新型コロナウイルスが体内にどれくらい留まっているか
ウイルス量を数値化できる検査があります。
PCRの『CT値』
40以上で(または35以上)で陰性
40以下で(または35以下)で陽性
(数値が低ければ低いけど体内のウイルス量が多い事になる。)
この検査をする事で数字で体内のウイルス量がわかる検査となります
病院でしかこの検査をすることが出来ず(特に入院患者)
施設でもこの検査ができればどれほどよいものなのか!!
と日々感じながら仕事をしております。
現実的に施設でこの検査ができるようになることは今後ないと思っております。
しかし、抗原検査を積極的に取り入れる!など
施設でもやりようはいくらでもあるように思います。
無症状の方や
感染して無症状の期間が3日間あってから咽頭痛や咳・発熱が
出てくる時間差のある方や
風邪程度の症状しかない方など
本当に個人差が激しい感染症状になっております。
●手術の延期
●入院のお断り
●受診時の待ち時間の延長
●病院受診への弊害
●病院・施設内のクラスター発生
現在の新型コロナウイルスのルールは
どれも利用者様にとって影響となる事が多くなってしまう事ばかりです。
シーハーツ松戸の利用者様だけではなく
病院の患者さん・他の老人施設の利用者様にも同じ事が言えると思います。
若い世代の我々が出来る事は
日頃から感染対策の意識をもって生活をする事だと思います。
『お店に入る前に必ず消毒をする』
これだけでも全然違います。
老人施設で生活をしている全国の利用者様の為にも
消毒・換気・3密防止・マスクの着用など日頃から
出来る事をみんなで守っていきましょう♪♪
日頃の私達の行動一つで
老人施設の利用者さんや病院の患者さんの治療や生活環境に
少しでも良い影響を与える事は間違いないと思います。
日頃の個人個人の感染に対する対策行動は
自分が感染をしない為!!だけではなく
弱い立場の人たちを間接的に守っている!!との認識で
みんながマナーを守って高齢者を守る文化が出来る事を期待しております。