相談員の深田です。

 

昼夜逆転。

その名のとおり昼と夜が逆転することです。

昼間眠ってしまい、夜活動的になる。

 

 

昼夜逆転により生じる弊害は沢山あるんです。

 

 

睡眠障害により免疫力が低下します。

判断力も鈍化し、認知症の悪化にもつながります。

高血圧や脳血管疾患の悪化要因にもなるそうです。

 

そして、日中眠ってしまうため活動量が低下します。

活動量が低下することにより、認知機能・筋力も低下してしまいます。

 

 

つまり・・・

昼夜逆転が生じると

生活の質に大きく影響を及ぼしてしまうんです😵

 

 

昼夜逆転を改善するためには

持続性のある具体的なアプローチが必要です。

 

こちらのK様。

昼間ウトウトしてしまい、活動量が減っています。

その分夜は元気いっぱい・・・。

まさにここ最近、昼夜逆転傾向にあるんです。

 

 

笑顔のK様。

視線の先にある紙はこちらです。

【健康寿命を延ばすために】

 

「今の私には何ひとつ当てはまっていません・・ダメだこりゃ!」

そう言って笑って居られました。

 

K様は健康に対する意識がものすごく高いんです。

 

「健康に良い✨」「健康寿命のために・・・✨」

このような文言に、

めちゃくちゃ食いついて下さるんです😊

 

それを活かしてこの4か条を作ってみました。

案の定K様の反応は上々。

 

「頑張ります!」とお約束して下さいました。

 

 

そしてここからが重要なポイントです。

 

先程も書いた通り、昼夜逆転の改善に向けては

持続性のある具体的なアプローチが必要です。

 

 

 

「日中うとうとしていたら、起きていただくようにその都度声掛けをして下さい」

この様な曖昧な申し送りをしたところで

統一性のあるケアは不可能です。

 

 

誰が

いつ

何をするのか

 

これを具体的に決める必要があります。

 

 

リーダーの石川さんを軸にみんなで話し合って、

K様へどの様なアプローチをするのか

具体案が決まりました。

 

 

毎日決まった時間に私たち職員が

K様に様々な働きかけをすることにより

昼夜逆転が改善してくれたらいいな・・✨

と思います😊

 

リハビリの徳田さんは、K様の散歩担当として

今日はK様と一緒にお散歩に行ってくれました。

リハビリとして、

しばらくこのアプローチを続けてくれるそうです😊

 

 

お散歩の後は趣味のピアノを♬

 

「深田さん、この曲知っていますか?」

 

K様・・・なんて良い笑顔なんでしょう!!✨

 

 

深刻な問題が発生する前に問題の抽出をし、

解決に向けて具体的に動くことが大切です。

 

問題を抽出するためには

入居者様をきちんと見ること、

知ろうとすることが重要になってきます。

 

 

私たちのアプローチにより

K様の生活が今後どう変化していくのか・・?

経過を追って、評価していきたいと思います。

 

 

 

K様の生活がより快適に、

より質の高いものになるように✨

 

ご家族と密に連絡を取りながら、

昼夜逆転の改善に向けて取り組んでいきたいと思います😊

 

K様、一緒に頑張りましょう~!