相談員の深田です。

 

 

3階にお住いのN様は

進行性の難病を抱えていらっしゃいます。

 

 

N様の凄いところは

そんな難病にも負けないメンタルです。

 

「もっとリハビリがしたい!」

「歩けるようになりたい!」

「もっと良くなりたい!」

「美味しいものが食べたい!」

 

数えきれないほどの意欲を持っているんです。

もう本当に「凄い!」の一言です。

 

進行性の難病。

N様の病気を治すような薬はまだありません。

 

今後、出来なくなることが

増えていくと予想されます。

 

N様にとってのリハビリは

単なる機能向上を目的としたものでは

ないのだと思います。

 

リハビリをすることでN様は

進行していく病気に抗っているんです。

 

N様にとってリハビリは

生活の質を上げるためのカギとなっているんです。

 

リハビリは「生きる希望」なんです。

 

 

「リハビリすごく楽しかった」

 

リハビリ後、

興奮しながら事務所にやってきたN様。

満足気な表情でした。

 

私も樋口さんも施設長も(カメラマン・山崎さんも)

嬉しそうなN様を見て胸が熱くなりました。

 

「もっとリハビリがしたい」

 

N様のこのニーズにどうお応えすれば良いのか。

各セクションで話し合わなくてはと思います。

大切な大切な課題です。

 

 

 

何を食べたいかの問いに

「鮭のおにぎりが食べたい。」

と即答されたN様。

 

嚥下機能の低下によりムセ込みがあるため

普段はお粥を召し上がっているんです。

 

「自分が見守っているからトライしてみよう」

看護師の山崎さんがゴーサインをくれました。

 

セブンイレブンまで鮭と海苔を買いに走りました!

既製品を買うのは簡単ですが

手作りの方が美味しいですからね🍙✨

 

N様の目の前でにぎりましたよ😉

 

 

 

 

 

鮭のおにぎり完成✨

 

今日はN様も2階で口腔体操に参加✨

体操中のN様。

 

活き活きされています。

目がキラキラです。

 

良くなるためになら何でもしたい!

 

という意欲がこの表情からも伝わります。

 

 

さて、念願のおにぎりです!

 

 

「美味しい!」

 

良かったー✨

N様の「美味しい」が聞けました!

 

むせ込むことなくおにぎり完食です。

普段は昼食に関しては

なかなか食事が進まないこともあるのですが

看護師と一緒によく見守りながら

むせ込みに十分注意し対応いたしました。

 

 

 

嬉しい

楽しい

幸せ

 

こんなプラスの感情を引き出せるようなケアを

もっともっとご提供して行きたいなぁと思います。