看護師の山崎です。
テレビをつけると
保育士の虐待のニュースばかりですね。
内容は虐待ではなく暴行であり事件にしか思えません。
なぜこのような事が起きてしまうのか‥‥
原因は
『慢性的な人手不足』
『人手不足によって起きてしまっている』
これらが要因との事がニュースで取り上げられております
んーー
どうなんだろ。
私には人手不足を理由に言い訳のようにしか聞こません。
人手不足ではなくても
そのような虐待をする人はするし
人手不足だったとしても虐待なんてしない人はしない!
人手不足の中で
頑張っている人に失礼だと思う。
この案件は
介護士・看護師にも同じことが言えると思います。
看護師も慢性的な人手不足で看護師不足は著明です。
良い人材云々ではなく
ただ看護師として働いてくれる人が本当に不足している状況です。
看護師の資格を保有している人は全国に220万人近くおりますが
そのうち看護師として勤務しているのは150万人前後。
残りの70万人の方が看護師資格があるのに看護師の仕事をせずにいる状況になります。
なぜなのか!!
70万人ですよ。
凄くないですか!!!
70万人の潜在看護師が看護の仕事を選択してくれると
就労している我々看護師は本当に助かります。
看護師不足で求人も沢山あるのに
70万人の方が看護師をやろうとしません。
求人がたくさんあるなかで他の職種を選択してしまっております。
保育士も介護士も看護師も慢性的な人手不足ですが
人手不足でいうのならばどの職業にも当てはまり
どの業界も同じ状況に陥っていると思えます。
それを理由に
弱い立場の子供や高齢者が虐待や惨めな思いをしてしまうのは明らかに問題だと考えます
そして
一番の問題はそれら虐待をした職員が何も問題なく次の職場へ転職をして
通常の業務をしていること。
慢性的な人手不足になっている要因は
労働環境にあるのは明らかですが、
労働環境が今後良くなる見込みも可能性もないように思えている以上
個人個人でしっかりとした信念をもって
『正しい事は正しい』
『間違っている事は間違っている』
強い気持ちをもって仕事をしていくしかないと私は思いながら
このニュースを見ております。
なかなか難しい問題ですが
福祉・医療で就労している個人個人の意識の問題なのかな。。。
とも思えております。
虐待をするなら自分より強い人間に向かってやってほしいと思います。
弱者である立場の子供や高齢者を虐待するなんて心の病気を抱えているとしか思えない。
虐待をされてしまった子供たちのことを思うと
とても心が痛いですが
少しでもこのような事件が減る事を祈っております。
私自身、いろいろ考えさせられるニュースだったので
今回はちょっとネガティブなブログになってしまいました。
利用者様達には関係のないニュースなので
今日も入居者様達はとても元気で穏やかに生活をされております♪