看護師の山崎です。

 

 

今日はシーハーツ松戸の医療提供についてブログに書きます。

 

 

 

昨今、超高齢化社会に突入し

世の中の高齢者は

高い医療を必要としている方が増え

医療依存度が年々上昇している状況にあります。

 

 

シーハーツ松戸の入居者様も同様で

医療を必要としている方が増えております。

 

 

私達看護師は

在宅医療において今まで以上に

高い知識と医療に対するサービスの向上を

求められている立場にあります。

 

 

 

シーハーツ松戸では

 

 

【点滴療法】

 

 

 

 

静脈だけでなく皮下脂肪に実施する皮下点滴を投与したり、

その利用者様のニーズに合わせて点滴の手段も変更させて頂いております。

 

高いカロリーの点滴をご希望の場合の中心静脈カテーテルでの点滴はシーハーツ松戸では対応ができませんが

CVポートという皮下にプラスチックのポートを埋め込む手術を実施している状態であれば

シーハーツ松戸の施設内でも中心静脈栄養を実施することは可能です。

(日中看護師が滞在している時間のみになります)

 

 

他にも、

 

 

【酸素療法】

 

 

【尿道留置カテーテル】

 

 

【経管栄養】

 

 

【インスリン注射・血糖測定】

 

 

 

在宅(施設内)で可能な医療提供を施設で実施できるように体制を整えております。

 

 

 

癌性疼痛や看取りなどの緩和ケアにおいての

医療用麻薬の取扱いも行っております。

 

 

現在の麻薬は

飲み薬だけでなく

 

●注射の麻薬性鎮痛薬

●貼り薬の麻薬性鎮痛薬

●座薬の麻薬性鎮痛薬

 

麻薬の中でもたくさんの種類があり

利用者様の状態に合わせて対応できる体制となっております

 

 

 

【貼り薬の麻薬性鎮痛薬】

 

【座薬の麻薬性鎮痛薬】

 

 

 

医療依存度が高くなり

看護師の役割が拡大し

看護師の能力が問われる時代になってきていると実感しております。

 

 

 

入院での治療が

医療を受けるうえで

一番安全で一番完治しやすい状況にあるとは思いますが

 

 

【入院することでのデメリット】

 

これを一番考慮しながら施設で働く以上、

看護判断をもしなければいけないと思っております。

 

 

入院することで

 

●認知機能の低下

●筋力の低下

●意欲や食欲の低下

●生活の質の低下

 

これらの代償をも配慮しなければ利用者様の安全を守る事はできないと思っております。

 

 

 

 

その為に

 

施設で可能な医療の幅を少しでも拡大し

利用者様の病状に

私達も共に戦っていける環境を

整えていきたいと思います。

 

 

 

自分の持っている看護知識や技術により

利用者様が満足し安心してシーハーツ松戸で生活をしてくれていると思うと

『たくさん勉強して良かった。』って思える瞬間でもあります。

 

 

 

 

今日の午前中は天気が良いので入居者様が

屋上に行って日向ぼっこをしておりました。

 

 

 

 

屋上からの景色は最高です。

 

 

 

利用者様は気分転換になったようで

 

『気持ちいい』『嬉しい』『楽しい』

 

満足した様子で屋上の散歩を終えることができました。

 

 

 

安心して生活してもらえるように

老人施設においての『看護の力』は

今以上に必要となる時代です。

 

 

午後からも頑張ります。