看護師の山崎です。

 

 

今日は皮膚科のトラブルについて

ブログに書きたいと思います。

 

 

私たち人間の皮膚には常在菌といって

常に毛穴や皮膚の表面に菌が存在しております

 

 

皮膚の常在菌を大きく分けると

 

●表皮ブドウ球菌

 

●アクネ菌

 

●黄色ブドウ球菌

 

この3つが有名な常在菌になります。

 

 

人間の皮膚の中にいる菌の数は

 

『1兆個!!』

 

 

ものすごい数の常在菌がいます。

 

 

健康な身体でストレスも傷も発生せずの状態でいれば

何も心配がありません。

 

皮膚の中にいる1兆個の常在菌はずっとおとなしく

私たちの身体を守ってくれています。

 

 

しかし、

 

栄養が不足していたり、

不潔にしていたり、

血流が悪くなってしまったり、

傷が発生してしまったり、

 

 

さまざまなトラブルが発生すると

 

常在菌が増殖し身体に悪影響を及ぼしてしまいます。

 

特に3番目の『黄色ブドウ球菌』はやっかいな菌なので

注意が必要となります。

 

 

 

皮膚に傷が発生し黄色ブドウ球菌が増殖して傷口に侵入する有名な病気が

 

 

『蜂窩織炎』です。

 

 

蜂窩織炎になったことがある高齢者はたくさん居られると思います。

 

 

常に皮膚を清潔に保つ必要があり、傷などの皮膚トラブルを防止する事が

大切な介入方法なのですが、

 

この管理がとてもとても難しいのです(泣)

 

 

なので私達看護師は

 

蜂窩織炎の疑いがある利用者様がおられれば

 

すぐに抗生剤の治療を開始する為の体制を整えます。

 

 

 

 

 

現在、蜂窩織炎になってしまった利用者様がおられ

 

施設内で抗生剤の内服薬と点滴治療を同時平行で治療にあたり

 

悪化の防止に取り組んでおります。

 

 

最悪の場合は入院が必要となってしまう病気の為

 

毎日介入をして看護をしている状況です。

 

 

悪化せずに入院にならないことを毎日祈りながら

看護をしております。

 

本当に良くなってほしいです。

 

 

本当に・・・

悪化してほしくない、、、

 

 

投薬の治療効果がすぐに出てくれるといいなぁ

 

 

今日よりも明日、

状態が良くなっていることを期待します!!

 

 

 

 

 

下の写真は

 

夕食前の利用者様の様子を撮影させてもらいました。

 

『写真はヤダよ。恥ずかしいから・・・』

 

と言いながらも

カメラを向けるとしっかり良い表情をしてくれました。

 

私はいつも突然カメラを持参してカメラマンになるので

利用者様もビックリするときがあるようです(;^ω^)

 

 

本当に、

みなさんとても良い表情をしてくれてますよね(^^)