看護師の山崎です。
最近はブログの更新が出来ないくらい業務が圧迫しており
てんてこ舞いです(笑)
ブログは自分の昼休みの時間を活用してやっていましたが
その時間さえも今は圧迫するくらい
やることがたくさんになってしまいました。😅
でも、
看護師からご家族への配信は
なんとしてでも継続してやっていきたい気持ちがあるので
今日はあの手この手を使って時間を確保してブログを書きます(^^♪
ブログ更新頑張ります(笑)
今日のブログは
『ADL』と『IADL』についてお話したいと思います。
介護用語である上記の単語は介護・医療現場では日常的にかなりの頻度で飛び交う
用語になっております。
日常生活の動作のことを介護用語でADLと表現します。
●食事
●排泄
●入浴
●移動
など基本的な人間の日常生活の動作の事をADLという言葉を使って表現をします。
排泄動作のレベルがどの程度なのか!
食事をする機能はどれくらいあるのか!
などなど・・・
『ADLの低下』
『ADLはどれくらいなの?』
『ADLを維持する』
という言葉を現場ではよく使います
食事動作や排泄動作・移動動作を広義にして表す単語として活用しております。
では、
『IADL』とは????
『手段的日常生活動作』
ADLよりももっともっと細かい、複雑な日常生活動作のことを言います
●洗濯
●服薬管理
●掃除
●買い物
●金銭管理
●電話対応
など
ADL(食事・排泄・移動)よりも難易度の高い日常生活動作のことを『IADL』という言葉を使って
表現をします。
1か月前に入居してきたY様。
Y様は自宅に戻る為のリハビリ目的でシーハーツ松戸に入居されました。
私達看護師は、
Y様が自宅に戻るためには施設でどのようなアプローチを行い
IADLをどの程度回復・向上させることができるかがポイントになると考えております。
☆服薬の自己管理
☆洗濯の自己管理
☆買い物行動の評価
とりあえずは上記の
手段的日常生活動作の開始と評価!を
していく必要があると判断しアプローチの準備をしております。
Y様に
山崎『薬の自己管理と洗濯を自分ですべてやる事。あとは買い物の練習などをこれからやっていきたいのですがどうですか??』
と伺うと
Y様『ぜひやりたいです。でも出来るかな・・・』
ちょっと心配そうなY様。
普段は
自発的に計算や漢字の練習をしたり
仲良しのH様と談笑したり
楽しくシーハーツ松戸の生活を堪能してくれております。
Y様が自宅に帰宅しても
困らないように看護師として
やるべきことはしっかりとアプローチをしていきたいと思っております。
とても優しく穏やかな性格をされているY様・・・。
いつか自宅へ戻ってしまうと思うと寂しくも思いますが
シーハーツ松戸でリハビリができたことをよかった!と
思ってくれるように私達もY様を全力でサポートしていきたいです。
看護師の仕事は
利用者様の不足している問題点を抽出する事!
アセスメントをする前に
問題の抽出を常に心がけながら利用者様の看護をさせて頂いております。
問題が発生してからではなく個別性を考慮しながら利用者様一人一人の
状況把握が施設看護師やるべきことになります。
写真のようにとても素敵な笑顔をしてくれるY様。
感謝の言葉をたくさん私にしてくれます。
頂いた言葉以上の看護をY様に提供して
Y様に喜んで貰えるように頑張りたいと思います。
今日はY様に必要なアプローチを考えながら
Y様と楽しくお話しをさせてもらいました。
IADLにはちゃんとした評価方法があり
8つの評価項目を評価する『Lawton』というやり方があります。
Y様に当てはまらない項目もありますが
自宅へ戻る為に必要な手段的日常生活動作を施設で強化を行い
しっかりと評価をしながら自宅復帰を目指していきたいと思います。
Y様!!
一緒に頑張りましょうね!