相談員の深田です。
昨日もブログにアップしました、最近腰痛に悩まされているU様。
特に腰を痛がるのはベッドから車椅子に移動する時です。
どの様な移動介助がU様に適しているのか、今日の朝職員数名で集まって話し合いました。
腰痛により移動動作に恐怖心を持ってしまっているU様。
1日数回行わなければならない移動動作に対し「怖い」「痛い」と感じてしまうのはとてもつらいことだと思います。
U様の「怖い」「痛い」を少しでも取り除ける移動を行うにはどうしたら良いのだろう。
石川さんがベッドをギャッチアップする方法を試してみました。
比較的スムーズに座位の姿勢をとることが出来ました。ここまでは良かったのですが車椅子へ移るまでかなり時間を要しました。
山崎ナース「日中よりも人員配置が少ない夜勤帯で安全に恐怖心が生じないようにUさんの移動介助が出来そう?」
石川サブ「うーん。何かもっと方法を考えないといけないかも知れませんね。」
山崎ナース「実務者研修を受けた斎藤さん的に何か良い意見ありますか?」
斎藤さん「・・ハードル上げないでくださいよ。怖がっているUさんに対して安心できる声掛けをしてあげたいですよね。」
深田「声掛けは大切ですよね!さすが斎藤さん!」
青柳さん「Uさんの安全を確保するには二人で移動介助するのはどうでしょうか。」
山崎ナース「良いと思います!やってみますか。」
もう一度ベッドに戻っていただき、今度は職員二人で平行に移動してみました。
男性二人なら割とスムーズに移動できて、「怖い」「痛い」も仰らなかったのでU様の負担も少ない印象でした。
では女性がこれを出来るのか・・・?
敢えて負担の大きい上半身側で私がやってみましたが、力が足りず難しく感じました。
深田「ちょっと重くて難しいかも知れません・・・」
青柳さん「そうですよね。女性には厳しいかも知れませんね。」
石川サブ「女性スタッフが出来る方法を考えないとなぁ。」
月曜日に改めて話し合いの場を設け、U様の移動動作についてみんなで議論することになりました。
「怖い」「痛い」ゼロを目指して、U様に合ったケアを提供できればと思います。
何か問題が起きた時や課題が見つかった時、すぐに話し合うのはとても大切なことです。
みんなで情報共有・意見交換をし解決に向けて動くことで次に起こりうるリスク回避に繋がります。
U様の場合、腰痛が出現したことで一時的に食事量の低下がみられました。
退院後の回復期にあるU様にとって腰痛の悪化はどうしても避けなければならない課題です。
話し合いが終わり、U様をラウンジにお連れする際
「みんな、私のためにありがとなぁ。ありがとう、ありがとう。」
こんな風に感謝の言葉を仰って下さいました✨U様の痛み、なるべく軽減できるようみんなで頑張りますね😊