看護師の山崎です。
今日の午前中は介護士が利用者様の体重測定をしました。
介護士の山本さんとスパさんの2人で1階から3階まで行ったりきたりと頑張ってくれていました😊。
2人とも声掛けが優しく丁寧な対応をしてくれる介護士さんです。
シーハーツ松戸の体重測定は立位が困難な方でも車椅子に乗ったまま体重が測定できるようになっております。
(写真をご覧ください)
シーハーツ松戸では月に1回
体重測定を行い体重の増減を管理しております。
写真にあるように体重測定表を基に2年間の体重値の推移を見ながら体重管理をさせてもらっております。
BMI(肥満度指数)を活用し
体重と身長から利用者様一人一人の肥満度を計算し肥満だけではなく低体重なのか、標準体重なのかも含めて毎月評価をさせてもらっております。
体重値だけではなく
定期的に採血の検査を行い
総蛋白・血清アルブミン・ヘモグロビン・赤血球の値から栄養状態・貧血の程度や有無も確認。
体重が肥満な方でも採血結果で栄養状態が不良の方も多くいるのが現状で体重の値だけで健康か不健康かを判断するのではなく
医学的視点から健康管理をさせてもらっています。
BMI(肥満度指数)で肥満と診断されて見た目は健康そうに見える方でも採血では低栄養・貧血と診断される高齢者は多いです。
なので体重だけではなく採血のデータをもとに健康管理をしております。
低栄養を判断するときは
①血清アルブミン (採血結果)
②BMIの値 (肥満度指数)
③体重の減少率 (6ヵ月の体重の減少率)
①②③をもとにプラスして食事内容・摂取量、活動量などを一緒に評価しています。
年齢を重ねると食べる量も減少し体重も栄養状態も低下する事が人間の生理的な現象であることは看護師として十分理解しておりますが少しでも健康寿命を延長できるよう看護していきたいと思っております。