こんにちは!相談員の深田です。
2階にお住いのU様。
先月初旬に体調を崩され入院し、2週間の入院生活を経て25日に退院されました。
病院では水分や高カロリードリンクしか口にせず、お食事が摂れない状況にありました。
退院後、いかにお食事を召し上がっていただくか・・・。
退院直後のアプローチが肝心であり、大切であり、最大のチャンスだ!
ということで、退院前に娘様お二人にご来館いただき、施設長・看護師・サブリーダー・ケアマネ・相談員でカンファレンスを行いました。
・なぜお食事を召し上がれないのか
・U様にとって安心できる環境とは何なのか
・退院後も継続する点滴のメリット・デメリットは?
・今後U様にどのような生活を送ってもらいたいのか、ご家族の意向は?
等をご家族と共に話し合いました。
コロナの影響もある為、8月31日までの昼食のみという期間と制限を設け、娘様の介助のもとU様にお食事を召し上がっていただくことになりました。
退院翌日から毎日娘様が手作りのお食事を持参して下さったり、U様の好みに合わせて果物を持って来て下さったり。
私たちの方も、お庭にお散歩に出て気分転換を図ってみたり、どのような補食がU様のお口に合うのかを検討したり。
「以前の様に美味しくごはんを食べて欲しい!」という目標に向かって、みんなで頑張ってきました。
そして・・・
U様、とうとう自らコップを持ってパン粥(パンを粥状にした主食)を召し上がれるようにまで回復したんです!!
それにより点滴も必要なくなりました!
病院では食べ物を口にしなかったU様が、ここまで回復したのは本当にすごいことだと思います✨
私は今回、カンファレンスにより目標設定をし、方向性を決めて具体的な行動をとることの大切さを実感しました。
そして何より、U様のことを想い毎日足を運んで下さった娘様たちに感謝です😊
シーハーツ松戸に入居して下さった入居者様やご家族とのご縁を大切に、今後も責任をもって仕事をしていきたいと思った今日この頃です。