ある日のウエルハウス尼崎。
玄関先で、入居者様が外を見ながらお話し中。
「ちょっと、あれ見てみ」
「あれ、どないなってんねやろ」
9月、玄関ポーチの植え込みの木になったまんまるい実の正体がツバキの実だと知ってから、時々様子を見に来ておられるのです。(過去記事:9月14日「気になる木の実」)
風船のようにまんまるだった実は、はじけて3方向に開いています。
「わぁ、はじけるとあんな風になるのね~」
「もうちょっと近くで見たいわぁ」
と、いうことで。
種が残っているものを選んで一つ差し上げたところ、またもや井戸端会議が弾みます。
「このタネ、しぼったら椿油とれるんやろ」
「こんな小っちゃいの1つ2つしぼったかてなぁ…」
「工作に使えるんちゃう?かわいいし」
手押し車のカゴにきれいなタオルを敷いて、鮮やかな赤い落ち葉と一緒に載せて大事に持って帰られました。