平成27年7月11日(土)有料老人ホーム 近畿連絡協議会主催の第19回西日本事例発表研修会が大阪科学技術センターで開催されました。
2会場での発表会となりましたが、現場は300名近くのスタッフの熱気に包まれていました。
近畿地区の27施設が、それぞれの取組み発表を行い、当ホームからは5階の取組み事例を荻野寛が発表、PC操作:美安久至、照明:荒木香織が担当しました。
事例研究テーマは「排泄ケアの根本的見直しとコストダウン」。
現在、オムツを使用している2名の方にご協力いただき、排泄状況と使用しているオムツの適正、介助方法や時間帯に問題はないか等を3ヶ月に渡り、調査・分析しました。
結果、1名の方は尿パッドの種類を尿量を計測することでサイズダウンができ、年間数万円の削減につながりました。また、1名の方は手技やパッドの種類の検討・見直しをすることでコスト削減につながる手ごたえを感じることができました。
日頃、何気なく行っているケアを見直すことで、ご入居者やご家族の安楽や安心感につながり、さらに経済的負担を軽減することができるということを改めて気づくことができました。そして、研修会を通して、現場に携わる多くのスタッフが悩みながらも一生懸命にケアに取り組んでいることを知り、私たちもますます励んでいこうと実感した一日でした。ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。