各フロアを周った後は、1階の大食堂です。
皆さん存分に歌われたようで、活気に満ちています。
「こころのうた」や「音楽のつどい」などで思いきり歌を歌った後の入居者様は、皆さん非常にスッキリとしたような、明るい表情をされています。
1時間ずっと歌うってなかなか大変なんじゃないかと思うのですが、疲れているようには見えず、どことなく「やりとげた」感があります。

とは言え、やっぱり水分補給やエネルギー補給はおろそかにできません。
というわけで、かき氷の出番です。
水分補給とエネルギー補給が一度に出来てしまうとは、なんという優れものでしょう。
シロップ・フルーツ・あんこ・アイス・練乳という激甘な組合せではありますが、かき氷なので意外とあっさり食べやすいです。

熱気が残る食堂で、ひんやりとしたかき氷は大変喜ばれました。
今回、「こころのうた」とのコラボ企画となったかき氷レク。
「また、食べたい」
と、希望のお言葉をたくさんいただけました。
途中、かき氷器のハンドルのねじが外れたり、ハンドルをまわしすぎて腕がつりそうになったり、氷の塊を抱えて階段を往復したので足がパンパンになったりしたのも、無事に終える事ができたので、来年のかき氷レクの頃には良い思い出となっていることでしょう。

お待たせいたしました～。
スタッフがかき氷を運び始めると、談話室が急にそわそわしたような、落ち着かない空気になりました。
なるほど！ものすごく心待ちにしておられたわけですね。
無言で見守ってしまうほど。
あぁ、そんなに急いでかきこむと、頭き～んてなりますよ。
どうぞゆっくり、召し上がってください。
かき氷は逃げません。
あ、溶けちゃうんですね。
まぁ、かき氷食べてき～んてなるのも、夏の楽しみの一つではあります。

さて、1階の食堂で「こころのうた」が始まるのと同時に、フロアではかき氷の実演がスタートしました。

去年の夏以来、久々のかき氷です。
それはそれは盛り上がっているに違いない・・・・・・と思いきや。
ものすごく静かですね。
・・・・・何故。

入居者様たちは、削り器から落ちるふわっふわの雪のようなかき氷がカップに山を作るのを眺めておいでです。
皆さん無言で。
決して暗いムードではないのですが、入居者様たちがものすごく静かです。
・・・・・・何故。
レクをしていない時でも、もう少しワイワイしてますよね？

一方、スタッフはトッピングとかでワタワタしてますね。
シロップはイチゴ？メロン？それとも抹茶？
フルーツは必須ですよ。彩りがきれいなんで。
あんこは程ほどで。アイスものせなきゃいけないんで。
練乳はお好みで。あ、いっぱいいっぱいかけますか。
スプーンストローをさして、とてもおいしそうなかき氷の完成です。

立秋を過ぎて早や1週間。
暦の上ではすでに秋を迎えているとはいえ、こう暑くては秋という気がしませんね。
セミも相変わらず元気に鳴いております。
気分は夏真っ盛りでございます。

そんなわけで。
夏と言えば。
かき氷でございます。
厨房さんご協力の下、各フロアを回ってかき氷の実演をして頂きました。
しかも、歌のレクリエーション「こころのうた」を同時開催。
毎回、参加者30名を超える人気レク「こころのうた」。
三味線の音色が風流です。

食堂に集まった入居者様が三味線の音色に合わせて歌っている間に、参加されない方々にはフロアでかき氷を楽しんで頂いた後、会場でもかき氷を実演してその場で夏の涼味を味わって頂くという企画です。
思いきり歌ってスッキリした所に、みんな大好き☆かき氷!!
これは盛り上がらざるを得ませんよ。ふふふ。

8月になりました。
リオ五輪が始まりました。高校野球も始まりました。

冬なのにあんまり涼しくなさそうなリオデジャネイロと、ものすごくものすごく暑そうな甲子園で、連日、熱い戦いが繰り広げられていますね。
入居者様たちは、暑くも寒くもないお部屋でテレビ中継をわりとクールに見守っておいでです。

そんな入居者様たちに、熱い夏を楽しんで頂きたい。
というわけで。
夏と言えば。
スイカ割りでございます。
小道具として、今年はかの有名な超一流スナイパー風味の目隠しをご用意しました。
・・・・・・視線でスイカを破裂させられそうです。
こわごわと棒を振る方には力強い声援が、一撃必殺並みの打ち込みを披露して下さる方には盛大な歓声が贈られ、大変盛り上がりました。

スイカを割った後は、お楽しみの実食タイム。
「お味は絶品!!」と果物屋のお兄さんのお墨付きを頂いたスイカは、とても甘くておいしかったらしく、皆さまにご満足頂けたようです。