看護師の山崎です。
H様のアプローチ第二弾!!!
昨日に引き続き本日も積極的にアプローチをかけます!!!
H様の病態を把握して、ぎりぎりのラインでアプローチをかけております。
下手すると病状の再発や状態の悪化リスクを伴いながらのアプローチです。
やらなければH様の健康状態は悪い方向へ進行してしまう事は明らか。
H様の病態は
○心不全からの胸水貯留に加え、尿量管理と浮腫・体重の増加。
○嚥下機能低下に伴った誤嚥性肺炎リスク。
○糖尿病による血糖上昇や食事量低下によって起こる低血糖症状。
○認知症の周辺症状のアパシーによる食思不振。
そして、
重度下痢症状が追加されてしまっている状況です。
さまざまな問題をアセスメントしながら看護実践が必要となります。
アセスメントによるアプローチには
必ず『時間と労力と知識』が必要となります。
やるかやらないかは我々次第。
やらない判断は簡単だし楽です。
H様アプローチ第二弾は
牛丼とカレーをmixした
『牛カレー』
昨日のブログに書いたように
H様の五感を刺激しているんです。
認知症のアパシーを改善する為に、
脳を活性化させる目的で五感を刺激!!
牛丼の匂いを『プンプンさせる』
カレーの匂いを『プンプンさせる』
これらをmixさせた匂いをH様に提供!!
凄い良い表情のH様。
H様『いい匂いだな。美味しそうだよ。食べていいの?』
どうぞ!どうぞ!!
たくさん、召し上がってください!!!!!
食事を嫌がっていたH様が
こんな素敵な表情で食事に対して意欲を持って貰えるようになったことが
何よりも看護師としてのやりがいです。
自分から食べたいと思い、自分で食べる食事行動を取ってくれるH様。
奥様も一安心♬
食後はご夫婦二人の時間♬
ぎりぎりのラインを攻めながらH様の看護をしていく中で
下の写真のようにH様の素敵な表情を見ることができると私も安心します。
常に怖さを持ちながら看護をしております。
プレッシャーを感じながらの看護です。
でも、
それが医療従事者の使命だと自分に言い聞かせながら
利用者様の看護をしております。
H様を大切に思う家族が、H様にはたくさんおります。
H様の為にも
家族の為にも
不安定な状況から早く脱却できるように頑張ります。