相談員の深田です。
気持ちの良い秋晴れの本日午後、
介護士の小原さんがW様をお散歩に連れて行ってくれました😊
職員が入居者様をお散歩にお誘いするのは
よくあることなのですが、
小原さんのこの行動には様々な背景があるんです。
この数週間
夜、なかなか眠れないW様。
夜眠れない代わりに日中ウトウト・・・。
そうです、まさにこれは昼夜逆転。
昼夜逆転は自力で改善することが難しく
私たち職員が積極的に改善策を講じる必要があります。
「ちょうど手が空いたから・・・」
とW様をお散歩に連れ出してくれた小原さん。
手が空いている時こそ入居者様のために動こうとするその姿勢、天晴れです👏✨
小原さんのような具体的な行動こそが
W様を昼夜逆転から脱却させるカギとなります。
「昼夜逆転している」
その状況を把握したからには
一歩踏み込んでアプローチを掛けることが
プロである私たちに求められています。
W様の現状をアセスメントし
環境を変えてみたり、
方法を変えてみたり、
声の掛け方を工夫してみたり・・・。
小原「夜、横になる時間が早過ぎるんですかね。」
施設長「そうだね。21時頃まではラウンジで過ごしてもらっても良いかも知れないね。」
小原「眠前薬を飲む時間ももう少し遅くしても良いかもですよね。」
施設長「うん、時間をずらしてゆっくり眠ってもらった方が本人にとっても良いと思うよ。」
この様に私たちの通常のルールにハメようとせず
W様の立場に立ったケアがとってもとっても大切なんです。
W様「え・・・?なに?」
W様「ねぇ、この人たち私のことを話してるの?」
そうですよ。
W様が生活の質を落とすことなく
ADLも落とすことなく
昼夜逆転を改善させる方法を
一生懸命考えてくれているんです。
小原さんがフロアに戻った後
「心強いなぁ・・」
と施設長がボソッと独り言。
施設長、
私はひとつ言いたいことがあります。
ほめ言葉は独り言ではなくて
直接本人に言ってあげてください!!😂
さてさて
今夜はW様へ昼夜逆転のアプローチを掛ける初日となります。
一日でどうこうなるわけではないので
継続し評価していく事が大切です。
W様がぐっすりと眠れる日が来るように
私も相談員として出来ることを考え、
具体的に行動していきたいと思います!