相談員の深田です。

 

 

今日は入居者様が生活するうえで

切っても切れない存在の

「福祉用具」について書きたいと思います。

 

シーハーツ松戸では多くの入居者様が

車椅子や歩行器、エアマットや手すりなどの

福祉用具を使っていらっしゃいます。

 

 

「一人で歩くのはふらついて不安だけど

歩行器があれば安心して歩くことが出来る。」

 

そんな入居者様がたくさんいらっしゃいます。

入居者様にとって

福祉用具は生活の質を上げる存在であり

大切なパートナーになっています。

 

 

介護保険サービスの中で福祉用具に関するものは

 

・福祉用具貸与

・特定福祉用具販売

 

この二つです。

 

 

 

言葉の通り「貸与」は福祉用具を借りること

「販売」は福祉用具を購入することです。

 

 

販売と貸与の違いは

「借りる」「買う」だけではありません。

 

借りることのできない福祉用具があって、

そういうものは購入しなくてはいけません。

 

 

排泄関係の用具や入浴用具などは

他者と共有するのに抵抗がありますよね😵

そういうものは

「貸与」の対象外であり「購入」扱いとなります。

 

「購入」にだけ「特定」が付いているのはそういった理由です。

 

 

 

在宅に住んでいる要支援・要介護の方は

それぞれの負担割合(1~3割)に応じて

福祉用具を貸与・購入することが出来ます。

 

 

シーハーツ松戸は介護保険制度上では

「特定施設入居者生活介護」に該当するので

「在宅」扱い。

 

 

あれ?

「在宅」扱い?

じゃあ福祉用具貸与や購入が自己負担ではなく

保険適用で利用できるってこと?

 

と、

勘違いされるご家族が多いのですが

ここがややこしいところでして、

「在宅」扱いではあるのですが

シーハーツ松戸に入居することによって

介護保険サービスを、毎月上限まで利用することになるんです。

 

 

シーハーツ松戸内で

介護保険サービスをすべて使い切ってしまう為

福祉用具貸与等を利用する・・となると

全額自己負担となってしまいます。

 

 

 

全額自己負担。。。

高いお金がかかっている福祉用具。

 

大切に効率的に効果的に、正しく使わせていただかないと!

と、強く思います。

 

 

O様が借りているエアマットも

正しく使い、最大限の効果が出る様に

どうすればみんなで情報共有ができるか?

日々考えながら働いています。

 

 

Y様が使っている歩行器も

 

H様が使っている歩行器も

 

S様が使っている車椅子も。

 

私たちは大切に丁寧に使わなければいけません。

 

 

先日とあるご家族にお電話して

福祉用具貸与のご相談をさせていただいた際

「どうして自己負担なの?」

とご質問を受けたので、今日は福祉用具について書かせてもらいました。

 

 

介護保険制度はややこしい部分があります。

 

何かご不明なことがありましたら

お気軽にお問い合わせください😊