看護師の山崎です
骨粗鬆症ってみなさんご存じですか???
骨粗鬆症とは
骨の密度が減ってしまい骨の中がスカスカの状態になってしまう病気を
骨粗鬆症と言います。
骨粗鬆症になると骨折しやすくなってしまいます。
ちょっとぶつけただけで骨折してしまったり。。。
転倒もしていないしどこかに強打もしていないのに自然に骨折してしまったり。。。
あとは
腰や背中が曲がってきたり、、、
身長が縮んできたり、、、
腰の痛みが出てきてしまったり、、、
骨粗鬆症が原因で寝たきりや活動レベルが低下してしまったり
生活への影響を左右させる
やっかいな病気が骨粗鬆症なんです。
運動不足・ストレスある生活など生活習慣の乱れが原因だったり
女性ホルモンのエストロゲンの分泌が低下する事で
発症してしまうのが骨粗鬆症になります。
閉経後の女性はエストロゲンの分泌が著しく低下していく為
閉経とともに骨密度は低下をしていき
骨粗鬆症になりやすい身体になってしまう為
女性は要注意の病気になります
骨密度は40歳頃を境に年齢と共に減少していきます
この病気で一番気を付けなければいけない事が
症状がない事なんです。
無症状な事が多いのです。
検査も世間一般的な健康診断では骨粗鬆症の検査をやることは少なく
症状もあまりない為、積極的に受診する事が少なく
骨粗鬆症になっていることに気が付かない人が
多い事が問題となっております。
うちの母親も今年で68歳。
骨粗鬆症になっているかもしれないと思ったので
骨粗鬆症の検査項目をオプションで付けた健康診断を先月実施してもらいました。
案の定
母親の骨粗鬆症の検査結果は、、、
『骨密度50%』
この数値は物凄い低い数値なんです。
骨折リスクが高く要注意レベル。。。
ですが母親は症状がない為
まったく自覚がなく危機感もまったくなし、、、
私からしたら数値の低さにびっくりしております。
骨粗鬆症と診断された母親は翌日から整形外科の通院が開始となり
骨粗鬆症の治療がスタートとなりました。
高齢になってからの治療では遅く
早い段階での運動療法・食事療法・薬物療法が必要となる病気の為
ご家族の方も機会があれば骨密度の検査をして
ご自身の骨粗鬆症の程度を確認してみてはいかがでしょうか??
利用者様も骨粗鬆症と診断されている方は多く
骨粗鬆症のお薬や注射をしている方がおられます。
骨粗鬆症が原因で手術の適応外となったりするケースもあり
骨粗鬆症はとても怖い病気だと個人的には認識をしております。
骨粗鬆症によって
自然に圧迫骨折をしてしまう利用者様も多くおります。
シーハーツ松戸では
運動と食事を考え
しっかり運動をして
たくさんご飯を食べて貰って
良く寝てもらう!!!
あとは散歩をしてビタミンDを得る為の日光浴を
もっともっと積極的に取り入れられたら良いのですが。。。
なかなか時間がなく・・・
ビタミンDはカルシウムを良く吸収してくれるため
骨を造るうえで欠かせない成分になります。
骨粗鬆症の予防には日光浴がとても大切なんです。
骨粗鬆症だけではなく
日光浴をする事で
メラトニンの分泌を抑え
セロトニンの分泌を促進する事ができ
脳を覚醒させ睡眠と覚醒のメリハリある生活を
促す事ができます。
もっともっと
時間をかけて
日光浴&散歩のアプローチができるようにしていきたいと思っております
最近、食事の摂取量が減っているN様。
散歩をして日光浴をする事で表情もいつもとは違う
優しい表情をたくさん見せてくれました。
看護師として
決められた業務だけではなく
利用者様の健康管理に必要な看護を自身で考え
利用者様に必要なケアやサービスを
しっかり提供して良い看護に繋げていきたいと思っております。
O様は散歩が大好きです。
散歩中は口数が多くなり
施設の中のO様とはまた違った一面を見る事ができます。
表情もたくさんの表情をしてくれます
散歩が誰よりも好きなI様とH様。
日光浴って気持ちいですよね🌤
なんの為に看護をしているかって?
そりゃ~この笑顔の為ですよ!!!
生活習慣が乱れると間違いなく骨密度は低下します。
今後は母親の骨粗鬆症を治す為に毎回私はサポートをしていきます。
骨密度をまずは50%から60%にあげる!!
次は80%!!!
ご家族の方も
『骨密度』をちょっと気にかけてみてはいかがですか??