相談員の深田です。
2階にお住いのK様。
摂食・嚥下において課題を抱えていらっしゃいます。
今日の10時の水分補給と昼食は、K様の介助に入りました。
どちらも介助前の数分間、会話をして発語を促す時間をつくりました。
私「Kさん、こんにちは!」
K様「こんにちは。」
私「今日は良いお天気ですけど外は寒いんですよ。」
K様「あら。そうなの。大変ね。」
私「今日はお茶と一緒にゼリーを食べてみましょう。」
K様「まぁ。私に?ありがとう。」
この様にお食事前にお喋りをすることで顔の表情筋が動きます。
表情筋を動かすことは食事前の準備運動のようなものです。
去年の秋頃はスムーズに会話をすることが難しかったK様。
最近は言葉数も増え、表情も豊かになってきました😊
昼食時にはK様の課題でもあるお食事の溜め込みが見られましたが、そんななかひとつ嬉しい出来事が・・・✨
甘いものがお好きなK様に、アイスクリームをご提供したところ、
「美味しい!美味しい!」
と仰ってニコニコしながらアイスクリームを召し上がってくれました😊
口の開きも良く飲み込みもスムーズでした。
ごはんを「食べたい!」と思うこと。
当たり前の様でそうではないんだなぁと、入居者様と関わっているなかで日々考えさせられます。
入居者様の生活歴や嗜好、食べている時の表情や仕草などに何かヒントがあるはず・・と考えながらケアにあたっています。
入居者様の「食べたい!」「美味しい!」が引き出せるように、今後も皆さまと向き合って行きたいです。
K様の大好きなチョコレート味のアイスを発注したので、納品日が待ち遠しいです😊♬