相談員の深田です。
2階にお住いのK様。
10月中旬に退院され2ヵ月が経過したところです。
2週間の入院にもかかわらず、退院当初は身体機能・認知機能共に著しい低下が見られました。
入院前は会話もスムーズでしたが退院後は発語が減り、自力摂取できていたお食事も全介助に・・・。
発語を促す声掛けを行ったり、積極的にレクに参加していただく等アプローチをしてきました。
徐々に改善がみられるようになりましたが、改善してくスピードがちょっと緩やか・・・😓
お食事の終盤になると口腔内へのため込みがみられるのも課題のひとつとなっていました。
「STに介入してもらい専門的な分野からリハビリを受ける必要があるのではないか?」
K様のことがカンファレンスで議題に上がり、今必要なのはSTのリハビリだということでみんなの意見が合致しました。
※STというのは言語聴覚士のことで、その名の通り言語・聴覚・音声・認知や摂食・嚥下等に対して
評価し訓練や指導を行う専門職です。
シーハーツ松戸には徳田OT(作業療法士)は在籍しておりますが、STは居りません。
K様のご家族にSTによるリハビリの必要性を説明させていただき、外部リハビリを導入する運びとなりました。
そして先週の土曜日は第1回目のSTリハビリの日でした✨
K様のリハビリを今後担当して下さるのはけやきトータルクリニックの今井STです😊
発語を促すリハビリをメインに40分間リハビリを行ってくれました。
K様が旅行したことのあるスイスの写真を事前に準備してくれていたり、個別性を重視した内容の濃いリハビリでした✨
リハビリ中のK様は終始にこやかな表情で、とても楽しそうでした!
今後は隔週で月に2回STリハビリを受けていただく予定となっております。
私たちの方でもSTリハビリからヒントをもらいつつ、K様との関りを工夫していきたいと思います!